百鬼夜行

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Hyakki Yako.jpg

百鬼夜行(ひゃっきやぎょう、ひゃっきやこう)とは、日本の説話などに登場する深夜の町を集団で徘徊する妖怪の群れ、および、彼らの行進である。

概要[編集]

説話に登場する異形の集団で、「百鬼夜行に遭った」という表現をする。

読経することにより難を逃れた話や、読経しているうちに朝日が昇ったところでたちが逃げたり、いなくなったりする話が一般的で、功徳を説く話である。

古典の百科全書『拾芥抄』によれば、正月、2月子日、3月・4月午日、5月・6月巳日、7月・8月戌日、9月・10月未日、11月・12月辰日は百鬼夜行が出現する「百鬼夜行日」であり、百鬼夜行に出遭うと死んでしまうといわれたため、これらの日には夜の外出を控えたという[1]。また同じく『拾芥抄』によると、「カタシハヤ、エカセニクリニ、タメルサケ、テエヒ、アシエヒ、ワレシコニケリ」と呪文を唱えると、百鬼夜行の害を避けられるという[1]

百鬼夜行の登場する説話[編集]

百鬼夜行を描いた作品[編集]

『百鬼夜行絵巻』 作者不詳(室町時代)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 村上健司編著 『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、288-289頁。ISBN 4-620-31428-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]