白ナイル川
| 白ナイル川 | |
|---|---|
広義の白ナイルと青ナイル
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| 延長 | (狭義)2,084 (広義)3,700 km |
| 水源の標高 | -- m |
| 平均流量 | 878 m³/s |
| 流域面積 | (広義)1,800,000 km² |
| 河口(合流先) | ナイル川 |
| 流域 | |
白ナイル川(しろナイルがわ、英語:White Nile, アラビア語:النيل الأبيض, an-Nīl al-Ābyaḍ)は、アフリカ北東部を流れる河川であり、青ナイル川と共にナイル川の支川を形成している。
厳密な白ナイルはスーダン南部でバハル・アル=ジャバル川とバハル・エル=ガザル川が合流して形成されるノ湖から青ナイルと合流するハルツームまでである。広い意味では源流部のヴィクトリア湖からウガンダ国内を北上し、キオガ湖とアルバート湖を経て、バハル・アル=ジャバル川に至るまでも含む。ヴィクトリア湖からハルツームまでの長さは、約3,700km。用例によるが、広い意味で使われるほうが多い。
1876年までにバハル・アル=ジャバルはイギリス人の指揮するエジプト軍に支配され、エジプト領スーダンに組み込まれた。19世紀にヨーロッパ人により行われたナイル川の源流の探検は、「最暗黒のアフリカ」の「未開のジャングルへのヨーロパ人の到達」として盛んに宣伝された[1]。これは後のヨーロッパ諸国によるアフリカの植民地化へ大きな影響を与えることとなった。
目次 |
[編集] 流路
[編集] ヴィクトリア湖の源流
ヴィクトリア湖の最も遠い水源はブルンジのルヴィロンザ川で、カヤンザでルルブ川に合流する。ルルブ川はカゲラ川に合流する。カゲラ川はルワンダ・タンザニア及びウガンダ・タンザニア国境を流れヴィクトリア湖に注ぐ。
[編集] ウガンダ
ヴィクトリア湖から流れ出る川はヴィクトリアナイルとも呼ばれる。ジンジャから15kmのナルバーレ発電所を過ぎるとブジャガリ滝である。更に北へ流れ、西に向きを変えキオガ湖に注ぐ。クワニア湖をへて北に流れ出て西へ向かう。カルマ滝はカルマ橋の下を流れる。カルマ橋は1963年に建設された首都カンパラからグル県へ向かう要衝である。
これを過ぎるとマーチソン滝国立公園に入る。グレート・リフト・バレーの西に当たる。そしてアルバート湖に注ぐ。世界銀行は2006年以降2009年までにこの辺りへ200MW級の水力発電所を設置する計画を遂行中である[2]。アルバート湖の源流はコンゴのブルーマウンテンである。アルバート湖から流れ出るとアルバートナイルとも呼ばれる。この西岸がウガンダの西ナイル地方である。ネビ県にはアルバートナイルを渡る唯一の橋がある。アジュマニとモヨの間にはフェリーがあるが、他にカヌーやボートも使われる。
[編集] スーダン・南スーダン
ニムレから南スーダンとなる。ここからは南スーダンとスーダンを北上し、バハル・アル=ジャバル川(アラビア語で「山の川」を意味する)とも呼ばれる。バハル・アル=ジャバルの名は中央エクアトリア州の元の州名でもある。バハル・アル=ジャバル川は平原地帯に入ると激しく蛇行し、南スーダンの首都ジュバを経て、スッドと呼ばれる大湿地帯を流れ、ノ湖へと注ぐ。ノ湖でバハル・エル=ガザル(ガザル川。ガゼルの川の意味)と合流して白ナイルとなる。バハル・アル=ジャバル川にはファショダ事件の舞台となったコドクなどの拠点が築かれた。マラカルの南でソバト川と合流した白ナイルは白ナイル州を通りハルツームに至る。ハルツームで青ナイル川と合流し、ナイル川となる。
[編集] 脚注
- ^ Henry Morton Stanley, In Darkest Africa,1890.
- ^ "World Bank okays Ugandan Karuma electricity project", Xinhua, April 3, 2006.
[編集] 参考文献
- 国立天文台編 『理科年表 平成20年』 丸善、2007年、ISBN 978-4-621-07902-7。