国立登山研修所

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国立登山研修所(こくりつ とざん けんしゅうじょ)は、独立行政法人日本スポーツ振興センターが管理・運営を行う登山研修施設である。

概要[編集]

富山県立山町芦峅寺(千寿が原)に本館と低酸素室・山岳トレーニングコース・ロック/スポーツの各クライミング訓練施設・山岳スキー訓練施設を、劔沢千石に実地実習用前進基地を有する。

昭和42年6月1日に文部省体育局の附属機関として設置されて以来、安全な登山のための指導者の育成や登山の健全な発展を図るための調査・研究を行い、山岳遭難事故の防止をめざしている。平成21年4月には、文部科学省から独立行政法人日本スポーツ振興センターに移管された。かつては「文部省登山研修所」から「文登研」(ぶんとけん)と略されていたが、日本スポーツ振興センターへの移管に伴い「登山研」に略称が変更された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯36度39分49秒 東経137度18分49秒 / 北緯36.663522度 東経137.313697度 / 36.663522; 137.313697