異邦人 (小説)
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| 異邦人 L'Étranger |
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|---|---|
| 著者 | アルベール・カミュ |
| 訳者 | 窪田啓作(1951年)、中村光夫(1965年) |
| 発行日 | |
| 発行元 | |
| ジャンル | 不条理小説、実存主義小説 |
| 国 | |
| 言語 | 仏語 |
| 公式サイト | http://www.shinchosha.co.jp/book/211401/ |
| コード | ISBN 4-10-211401-7 |
| 文学 |
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| ポータル |
| 各国の文学 記事総覧 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
『異邦人』(仏: L'Étranger)は、アルベール・カミュの小説。1942年刊。人間社会に存在する不条理について書かれている。カミュの代表作の一つとして数えられる。カミュが46歳の若さでノーベル文学賞を受賞したのは、この作品によるところが大きいと言われる。
邦訳としては、新潮文庫版の窪田啓作訳が広く知られ、冒頭一行目の「きょう、ママンが死んだ。」という訳も有名。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
目次 |
あらすじ[編集]
アルジェリアのアルジェに暮らす主人公ムルソーのもとに、母の死を知らせる電報が養老院から届く。母の葬式のために養老院を訪れたムルソーは涙を流すどころか、特に感情を示さなかった。葬式の翌日、たまたま出会った旧知の女性と情事にふけるなど普段と変わらない生活を送るが、ある日、友人レエモンのトラブルに巻き込まれアラブ人を射殺してしまう。ムルソーは逮捕され、裁判にかけられることになった。裁判では母親が死んでからの普段と変わらない行動を問題視され、人間味のかけらもない冷酷な人間であると糾弾される。裁判の最後では殺人の動機を「太陽が眩しかったから」と述べた。死刑を宣告されたムルソーは、懺悔を促す司祭を監獄から追い出し、死刑の際に人々から罵声を浴びせられることを人生最後の希望にする。
映像化[編集]
1967年にイタリアで映画化された。タイトルは『異邦人』(原題: Lo straniero)。監督は、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、『山猫』、『地獄に堕ちた勇者ども』、『ベニスに死す』などのイタリアの巨匠、ルキノ・ヴィスコンティ。プロデューサーはディノ・デ・ラウレンティス。出演はマルチェロ・マストロヤンニ、アンナ・カリーナなど。
書誌情報[編集]
- カミユ 『異邦人』 窪田啓作訳、新潮社、1951年。
- アルベエル・カミユ 『異邦人』 窪田啓作訳、新潮社〈新潮文庫〉、1963年7月(原著1954年9月)、改版。ISBN 4-10-211401-7。
- Albert Camus 『異邦人』 古賀照一編、第三書房、1956年2月。
- カミュ 『異邦人・転落』 佐藤朔・窪田啓作訳、新潮社〈カミュ著作集 第1〉、1958年。
- カミユ 『異邦人・ペスト・転落・誤解』 佐藤朔ら訳、新潮社〈世界文学全集 第39〉、1960年。
- カミュ「異邦人」中村光夫訳、『現代フランス文学13人集 第1』 中村光夫・白井浩司編、新潮社、1965年。
- カミュ「異邦人」中村光夫訳、『新潮世界文学 第48』 新潮社、1968年。
- カミュ 『異邦人・シーシュポスの神話』 佐藤朔・高畠正明編集、新潮社〈カミュ全集 2〉、1972年。
- アルベール・カミュ「異邦人」窪田啓作訳、『集英社ギャラリー「世界の文学」 9』 集英社、1990年7月。ISBN 4-08-129009-1。
関連項目[編集]
- 孤独
- カミュなんて知らない
- コリン・ウィルソン(代表作のひとつ『アウトサイダー』はL'Étrangerの英訳であり、その中ではカミュの『異邦人』も扱われている。)
外部リンク[編集]
- “L’Étranger d’Albert Camus disponible en texte intégral dans Les Classiques des sciences sociales” (フランス語) (2011年1月4日). 2011年2月11日閲覧。
