異人
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異人(いじん)
- 異邦人の同義語。外国人の古い表現(ただし西洋系に限る)。「異なる人」という意味になってしまうがゆえにあまり好ましくない表現とされるが、フィクションにおいては「昔風の言葉遣いのキャラ」という表現として使用されることもある。
- 民俗学において、共同体の外部から訪れる来訪神を指す概念。マレビトともいう。
- 古代日本では、列島内(ただし大和連合の内国外)の異民族も異人と称した。『大宝律令』には、毛人(エミシ・蝦夷人)、肥人(クマヒト・肥前、肥後人)、阿麻弥(アマミ・奄美人)らの類を「異人」と記し、「隼人・毛人を本土(内国)では異人と謂ふなり」とも記述している。
- 女流文学の『更級日記』(11世紀中頃成立)では、異人と書いて、「ことひと」と読ませている(王朝時代に用いられた訓読みの記述例)。
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