田中洋

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田中 洋(たなか ひろし、1951年 - )とは、日本のマーケティング研究者(ブランド論、消費者行動論、広告論)。中央大学大学院戦略経営研究科教授。

目次

[編集] 略歴

愛知県生まれ。京都大学博士(経済学)。慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位修得。㈱電通コロンビア大学大学院ビジネススクール客員研究員・フェロー、法政大学経営学部教授を経て、2008年度4月より中央大学大学院戦略経営研究科(中央大学ビジネススクール)(後楽園キャンパス)教授。 [1]

[編集] 主な活動

マーケティング消費者行動ブランド広告分野の研究者。とくにブランド分野で日本で有数の研究者として知られる。電通での21年間の実務を経験してのちアカデミズムに転じる。実務経験を活かして、企業の戦略アドバイザー・研修講師、講演者を務める。朝日新聞日本経済新聞フジテレビテレビ東京ワールドビジネスサテライト、週刊ダイヤモンドなどのメディアへの登場経験もある。経済産業省で政府広報やデザイン政策に関する委員も歴任。1999-2001年フランス国立学院(グランゼコール)の国立土木学校(ポンゼショセ工科大学大学院ビジネススクール)で「戦略的ブランドマネジメント」について講義を行う。学会では日本商業学会日本広告学会日本消費者行動研究学会などで理事を歴任。米国の消費者行動研究学会(ACR)などでも研究発表を行う。2006年度法政大学大学院経営学研究科科長。2009年度特許庁・意匠出願動向調査委員会委員。2009年度経済産業省・市場コミュニケーション戦略強化に関する研究会座長。[2]

[編集] 研究業績

田中の著書はブランド・広告・マーケティングをテーマとしている。研究業績では、ブランドに関する理論的研究、グローバルブランド戦略の研究、ブランドマネジメントの日米比較研究などがある。近年は消費者行動論でluxuryの研究も行う。広告研究では、これまでに三冊の著書(『新広告心理』1991、『現代広告論』2000、『広告心理』2008)で三度、日本広告学会賞を受賞、2008年度に中央大学学術研究奨励賞も受賞している。2008年『消費者行動論体系』では心理学に基づいた消費者行動論の体系化を完成させた。[3]

[編集] 実務での業績

ブランド・マーケティング・広告・国際ビジネスに関して数多くの企業や団体で講演や研修を実施する。ミシガン大学大学院ビジネススクールからの委嘱で企業研修を行う。朝日カルチャーセンター、日本マーケティング協会、日経広告研究所、日経ビジネススクール、アカデミーヒルズなどの講師を務める。[4]

[編集] 国際的活動

2003-04年に、ニューヨーク、コロンビア大学大学院ビジネススクールに客員研究員・フェローとして滞在。2006年11月には北京大学ビジネススクールでの国際シンポジウムに招聘され講演を行う。2007年9月中国・上海、復旦大学新聞学院で招待講演。[5]

[編集] その他

現代詩を愛好し、学生時代は文学サークルに所属。1991年には自身の詩作で神奈川県地球の詩コンクールで「地球の詩」賞を受賞した経験もある。なお田中章(元ソニー・ミュージックエンタテインメント(日本)国際マーケティング担当ディレクター)は実兄に当たる。

[編集] 年譜

  • 1975年 株式会社電通入社
四日市支局・名古屋支社・東京本社新聞局、本社マーケティング局マーケティングディレクターを経験
  • 1996年 城西大学 経済学部 助教授
  • 1998年 法政大学 経営学部 教授
  • 2008年 中央大学大学院戦略経営研究科 教授
  • 1999年 フランス国立土木学校(エコール・デ・ポンゼジョセ工科大学)(ENPC)大学院国際経営学研究科兼任教授
  • 2003年4月~2005年3月 コロンビア大学大学院ビジネススクール・客員研究員/フェロー
東北大学名古屋大学大学院、慶應義塾大学早稲田大学国際大学大学院、女子美術短期大学などで兼任講師。[6]

[編集] 主要著作

  • 『課題解決!マーケティング・リサーチ入門』(編著、リサーチ・ナレッジ研究会著、ダイヤモンド社、2010)
  • 『大逆転のブランディング ―どん底から成長した13社に学ぶ』(講談社、2010)
  • 『消費者行動論体系』(中央経済社、2008)
  • 『現代広告論[新版]』(岸志津江・嶋村和恵との共著、有斐閣、2008)
  • 『広告心理』(仁科貞文丸岡吉人との共著、電通、2007、日本広告学会賞)
  • 『欲望解剖』(茂木健一郎との共著、幻冬舎、2006)
  • 『消費者・コミュニケーション戦略』(清水聰との共編著、有斐閣、2006)
  • 『Q&Aでわかるはじめてのマーケティング』(岩村水樹との共著、日本経済新聞社、2005)
  • 『デフレに負けないマーケティング』(ダイヤモンド社、2003)(2007年韓国Communicationbooks, Inc.より韓国語版出版)
  • 『企業を高めるブランド戦略』(講談社現代新書、2002)
  • 『現代広告論』(岸志津江嶋村和恵との共著、有斐閣、2000、日本広告学会賞)
  • 『ブランド構築と広告戦略』(青木幸弘・岸志津江との共編著、日本経済新聞社、2000)
  • 『最新ブランド・マネジメント体系』(青木幸弘・亀井昭宏小川孔輔との共編著、日本経済新聞社、1997)
  • 『新広告心理』(仁科貞文監修・丸岡吉人との共著、電通、1991、日本広告学会賞)(韓国・台湾で翻訳出版)

(翻訳書)

  • 『キュレーション』(監訳、野田牧人訳、スティーブン・ローゼンバウム著、プレジデント社、2010)
  • 『世界最強CMOのマーケティング実学教室』(監訳、ダイヤモンド社、2006)
  • 『あのブランドの失敗に学べ!』(森口美由紀との共訳、ダイヤモンド社、2005)
  • 『ティーンズ・マーケティング』(翻訳、ダイヤモンド社、2002)
  • 『アメリカンライフスタイル全書』(岡田芳郎監訳、和田仁との共訳、日本経済新聞社、1994)
  • 『アメリカの心』(岡田芳郎・楓セビルとの共訳、学生社、1987)

[編集] 外部リンク

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