田中森一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田中 森一(たなか もりかず、1943年6月8日 - )は、日本の元弁護士である(登録番号:20465)。元検察官。 

目次

[編集] 人物

検察時代は東京地検特捜部に所属して数々の汚職事件などを担当した。その後バブル景気絶頂期の1987年に弁護士へ転身。

山口組などの暴力団幹部や仕手筋総会屋など、いわゆる裏社会の人間の顧問弁護士を多く務めたほか、許永中中岡信栄などの裏社会の人物との親交も深く、「闇社会の守護神」、「闇社会の代理人」などと呼ばれていた。

検察時代から「ヤメ検」弁護士時代の経験をつづった『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』など複数の著書があり、同書はベストセラーとなった。石橋産業事件での有罪判決を受けて2008年4月1日付で受刑者となる。

[編集] 来歴

検事在任中、阪大ワープロ汚職事件撚糸工連事件平和相互銀行事件三菱重工転換社債事件苅田町長公金横領事件などを担当した。平和相銀事件以降、自民党を含めた国会議員の逮捕を視野に入れた捜査を行っていたが検察上層部の政治的配慮によって事件そのものが潰され続けた[2]こともあり、退官を決意する。
  • 1987年12月 検事退官、弁護士となる。
その後、山口組若頭宅見勝、「アイチ」森下安道、「イトマン」元常務・伊藤寿永光、「コスモポリタン」池田保次などの顧問弁護士を務めた。許永中とも懇意だった(ただし、許の顧問弁護士に就任したことはない)。

[編集] 著書

[編集] 関連書

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』
  2. ^ 「東京地検を告発する!特捜検事はなぜ辞めたか」 文藝春秋 1988年1月号
  3. ^ 田中森一、許永中両被告の有罪確定へ 石橋産業事件の巨額詐欺で 産経新聞 2008年2月14日
  4. ^ 運営団体は株式会社フォレストワン(田中森一塾事務局)
  5. ^ 「反転」の田中元検事、オーナー企業の出資めぐりトラブル 読売新聞 2008年3月9日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク