甘徳(かん とく、繁体字:甘德、簡体字:甘德、拼音: Gān Dé 、紀元前4世紀頃)は中国の天文学者である。斉に生まれた。
『天文星占』と『天文』の2冊の著書が有ったとされるが、失われている。『史記』と『漢書』に甘徳についての記述がある。石申とともに世界で最も古い星表を作った。
紀元前364年に望遠鏡を使わずに、木星近傍に暗い星のあることを記録し、1981年に中国の科学史家の席澤宗が木星の衛星を発見したとした。これはガリレオらの発見よりも2000年も早い記録である。しかしながら、単独であれば見ることのできる明るさの木星の衛星も、木星の明るさのためにみることは困難であるという意見もある。