環太平洋火山帯

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環太平洋火山帯。青線は海溝

環太平洋火山帯(かんたいへいようかざんたい)は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、火山列島や火山群の総称。別名環太平洋造山帯(かんたいへいようぞうざんたい)とも言い、アルプス・ヒマラヤ造山帯とともに世界の2大造山帯とも言われる。

火山帯の形成と特徴[編集]

太平洋プレートを中心とする太平洋の海洋プレートが、その周辺の大陸プレートや海洋プレートの下に沈み込むことによって火山列島や火山群が形成される。プレートの沈み込みに伴う物であるため、火山活動のほか地震活動も活発であり、観測史上における超巨大地震のほぼ全てがこの火山帯で発生している。太平洋プレートができた中生代以降に形成されたと考えられている。

日本列島インドネシアフィリピンアリューシャン列島などの火山列島、またアンデス山脈ロッキー山脈などが含まれる。

世界の2大造山帯ともいわれており、共に地震の多発地帯となっているが、環太平洋造山帯は火山を伴った活動が多いのに対して、アルプス・ヒマラヤ造山帯は火山が少なく褶曲が多い点が異なる。

メタンハイドレートとの関連[編集]

環太平洋火山帯にはメタンハイドレートが多く分布し。特にプレートが集中して地震も多い日本には大量のメタンハイドレートが分布している[1]

範囲[編集]

西太平洋では諸島、東太平洋では、大陸に付随する山脈を形成する事が多い。

関連項目[編集]


  1. ^ メタンハイドレート世界分布図、メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム