玩具デザイナー

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玩具デザイナー(がんぐデザイナー)とは、玩具おもちゃ(ある種の菓子おまけ食玩)を含む)のデザインをするデザイナーのこと。おもちゃデザイナー、トイデザイナー、おまけデザイナー、などとも呼ばれる。

概要[編集]

通常は、玩具メーカーまたはその周辺企業の社内デザイナーであるため、デザイナー個人の名前が知られている場合は少なかったが、昨今のマニア向けのマーケットの確立や、子供向け以外の商品プロパティの拡大により、プロダクトデザインの中でも徐々に注目されるようになった。玩具メーカーの中にデザインを専門に行うスタッフがいる場合が多いが、外部に玩具デザインを専門に行う企業も多数存在する。また、菓子メーカーでも社内におまけのデザインなどを行うスタッフを置く場合もあり、著名なデザイナーとしては、グリコのおまけのおもちゃで有名な洋画家、宮本順三らがいる[1]

ノベルティグッズ(またはプレミアムグッズと言う)は、景品法独禁法、公正競争規約などによって規制されている。したがって、これらの規約に沿って企画デザインされる。

参考文献[編集]

  • スーパー戦隊アートコレクション 戦隊ロボ編・メディアワークス (2002/08) ISBN 978-4840221399
  • ノベルティーズ製作ヒント集 おまけの玩具(おもちゃ)・浅山守一編著・自由現代社・昭和58年
  • 海洋堂レゾネ(海洋堂食玩制作10周年記念公式図録)・オクターブ編・オクターブ・2010年

脚注[編集]

  1. ^ 宮本順三 2023年9月1日閲覧

関連項目[編集]