王様ゲーム (小説)

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王様ゲーム(おうさまゲーム)は、金沢伸明(クリエイター名:ぱっくんちょ)により執筆されているケータイ小説。また、その小説を元にした漫画、ソーシャルゲーム、2011年冬公開の映画についても記述する。

概要[編集]

モバゲータウンにおいて総閲覧数3000万を突破しており、これはモバゲータウンに於ける最高総閲覧数である。番外編を含んで現在四作品が公開されており、そのうちの『王様ゲーム』、『王様ゲーム 終極』、『王様ゲーム 臨場』は双葉社によって書籍化され、累計発行部数は30万部を突破している。現在最終章である『王様ゲーム 滅亡』がモバゲータウン(E★エブリスタ)にて連載中である。2011年1月28日に連打一人によるマンガが発売された。同年12月には映画が公開されている。

あらすじ[編集]

※モバイル版と書籍化されているものとでは若干物語に違いがある。

王様ゲーム[編集]

ある日の夜0時0分に、金沢伸明とそのクラスメイトの元に〝王様〟からメールが届く。そのメールには王様からの命令が書かれており、その命令に24時間以内に従わなければ罰を与えられるという。その日から毎晩0時0分にクラスメイト達にメールが送られるようになり、最初はふざけ半分で王様メールからの命令を実行していたものの命令の内容は次第にエスカレート。そしてとうとう命令に従わなかったためにクラスメイト二人に〝罰〟が下された。それを皮切りにして次々と死んでいくクラスメイト達。迫られる選択、王様の目的は一体何なのか。 果たして伸明たちはこの悪夢から逃れられるのだろうか。

王様ゲーム 終極[編集]

王様ゲーム終了直後、一人生き残った伸明は王様ゲームを終わらせるために、≪次の王様になる≫ことを決意する。そしてその数ヵ月後に伸明の転校先で再び王様ゲームは始まり、悲劇が繰り返されていく。そんな彼の前に現れた王様ゲームを知る謎の少女、本多奈津子。伸明は彼女の手により翻弄され、次第に追い詰められていく。過去を探るにつれて次第に明らかになる王様ゲームの全貌。そしてついに明らかになる王様の正体。王様ゲームを止める方法は伸明にとってはあまりにも過酷で、残酷だった―――

王様ゲーム 臨場[編集]

王様ゲームの番外編。物語の冒頭は終極と同じ時間軸で展開される。携帯で読んだ王様ゲームという小説、それが実話であるということに気付いた高校生の葉月はかつて王様ゲームが行われたという紫悶高校へと向かう。〝王様ゲーム〟より少し前、奈津子が体験したもうひとつの王様ゲーム。そこで奈津子が体験したものとは・・・・。

王様ゲーム 滅亡[編集]

滅亡 6.08[編集]

〝王様ゲーム 終極〟の直後、全国の高校生を巻き込んだ王様ゲームが始まる。突然始まった謎の王様ゲームに人々は困惑し、次第にその困惑は恐怖へと変貌していく。王様によって下される理不尽な命令、王様ゲームを追う謎のハッカー達、何とか日本を救おうともがく政府。そんな未曽有の大混乱の中で、広島県の高校に通う智久は王様ゲームを終わらせるため、行方不明となった“金沢伸明”の遺体を探し求める。

滅亡 6.11[編集]

6月11日0時、王様からさらなる命令が下された。 再び狂気の淵に落ちていく高校生たち。 日本を滅亡の危機から救うために東京の首相官邸に向かう智久と修一、 命令を自在に操るプログラム【ナノクイーン】を手に入れた蛍、 謎の少女・葉月、殺人鬼・海平……運命に導かれた5人の先に待つのは希望なのか!?

王様ゲーム 起源[編集]

王様ゲームの32年前、智恵美の父親である本多一成が体験した王様ゲーム。山奥にある人里離れた夜鳴村にて王様ゲームが行われ、一人また一人と死んでいく。王様ゲームが続くにつれ優しかったはずの村民が豹変していく。物語の始まりとされる32年前の真実とは・・・・。

王様ゲーム 再生9.19[編集]

日本中を襲った悲劇から1年。生き残った雅人達は、札幌近郊の高校に通っていた。 ようやく皆の心の傷も癒えてきた頃、人間によるものと思えない、お腹を引き裂かれた死体が東京周辺で見つかる。 雅人達は同級生たちとペンションに遊びに行くが、5月4日深夜0時、携帯に王様からの命令が届いた――悪夢の幕が再び開く!

王様ゲーム 再生 9.24[編集]

チャイルドが支配する世界を目指す宗教団体「リボーン」により壊滅的被害を受けた北海道。 リボーンの幹部である高校生の氷室香鈴は、王様ゲームの命令を自由に操れるナノクイーンを使い宮内雅人に挑戦状を突きつける 【恋人がいる者はその相手を殺せ】――追い詰められた雅人と、恋人の春野美咲は……。

登場人物[編集]

王様ゲーム[編集]

金沢伸明(かなざわ のぶあき)
『王様ゲーム』の主人公。序盤では自己中心的な性格であったが、王様ゲームを通して次々と仲間の死に直面するうちに他人を思いやる優しい性格へと変わっていく。王様ゲームが本物であるという事に最初に気付いたうちの一人。王様を探し出そうとするその姿勢からクラスメイト達に一目置かれるが、その行動が裏目に出て一部の人間からは王様ではないかと疑われる事もあった。本多智恵美という彼女がいる。
本多智恵美(ほんだ ちえみ)
伸明の彼女。優しい性格で涙もろい。伸明とは強い信頼関係で結ばれており、どんな時でも伸明を信じ通した。彼女の父親の本多一成は33年前に王様ゲームを体験し、ただ一人生き残った。
橋本直也(はしもと なおや)
伸明の親友。王様ゲームが本物であることに伸明とともに気づいた。臆病だが、大切な人のためなら命を投げ出すことも厭わない。王様ゲームの中で変わっていく伸明を頼もしいと思い、誰よりも信頼している。実は智恵美のことが好きだった。
岩村莉愛(いわむら りあ)
王様ゲームの真相を独自に追い求めている伸明のクラスメイト。基本的に無表情で感情の起伏が非常に少なく、人の生き死にについてほとんど関心がない。目的のためには簡単に命を軽視するため、その態度から伸明と度々衝突する。自分の一生分の経験をさせてくれた王様に対して感謝している節がある。

王様ゲーム 終極[編集]

金沢伸明(かなざわ のぶあき)
『王様ゲーム 終極 』の主人公。クラスメイト31人の犠牲の上で唯一生き残った伸明は、王様を見つけ出し復讐するため再び王様ゲームへの参加を決意する。新たに行われた王様ゲームでは奈津子の策略によりクラスメイト全員を敵に回してしまうが、そんな状況でも身を呈してみんなを守ろうとする。死んでいった仲間の命を無駄にしないために最後まで王様を追い求めた伸明。ついに王様ゲームの正体へとたどり着くことになるが・・・。
本多奈津子(ほんだ なつこ)
前回の王様ゲームで伸明が生き残った際、王様から送られてきたメール文章に名前のあった謎に包まれた少女。偶然にも伸明の転校先の学校で同じクラスとなる。当初、奈津子は誰とでも仲良く付き合える明るいムードメーカー的な存在であったが、王様ゲームが始まった途端に性格が豹変。豹変後の奈津子は伸明が王様だと言って伸明を孤立させたり、クラスメイトを騙して罰により死ぬよう仕向けるなど残忍で冷酷な性格となる。何よりも自分の命を優先して考える。伸明と同じく過去に王様ゲームで生き残ったうちの一人。
赤松健太(あかまつ けんた)
奈津子の策略により多くのクラスメイトが伸明を迫害する中でも伸明を庇い守ろうとした。自尊心が強く、相手の事を深く思いやることのできる頼もしい性格。柔道部で体格が大きく、人間一人ほどの重さなら軽く持ち上げる事が出来る。広島弁をしゃべる。
雪村美月(ゆきむら みつき)
伸明の新しいクラスメイトの一人。当初は奈津子の策略にはまり伸明を憎むが、あまりにも以前とは違う奈津子の不条理な言動に追い詰められ、王様からの命令を放棄する。その後伸明や健太と行動を共にし、王様ゲームの真相を突き止めるために夜鳴村へと向かう。頼もしい健太に次第に惹かれていく。
松本里緒菜(まつもと りおな)
伸明の新しいクラスメイト。一人称が「里緖菜」。当初は伸明を信用していなかったが、命令4で行動を共にし、伸明に徐々に惹かれてゆく。

王様ゲーム 臨場[編集]

本多奈津子(ほんだ なつこ)
『王様ゲーム 臨場』の主人公。健太郎とともに陸上で将来を有望視されている。王様ゲームの中で人の命を何とも思わずに自分にゲームを仕掛けてくる舞に対して憎しみを募らせる。健太郎に好意を抱いており彼のためならどんなことでもする覚悟がある。
安田健太郎(やすだ けんたろう)
王様ゲームが行われている間、本多奈津子と行動を共にするが、次第に豹変していく奈津子を見て不安を募らせる。自分ではなく他人を優先して行動する性格。
佐竹舞(さたけ まい)
何かと奈津子の前に現れるクラスメイト。金持ちで容姿もよくすべてが満ち足りた退屈な生活を送っていたためか、王様ゲームにより一変した世界を楽しんでいる。命に対する執着が薄い。

王様ゲーム 滅亡[編集]

工藤智久(くどう ともひさ)
広島県に住む高校生。本作の主人公。智久の住む高層マンションの周辺地域を巡るトラブルに巻き込まれ、父親を殺されている。父親を失ったショックを暫く引き摺っていたが、友香や修一の説得により岡山県へと向かう事を決意する。父親の葬儀の際に「殺されたのが智久でなくて良かった」と言った母親に対して深い憤りを感じており、それ以来疎遠な関係となっている。
今村友香(いまむら ゆうか)
智久の彼女。父親の死を長く引きずっている智久の事を心配している。
渡辺修一(わたなべ しゅういち)
智久の友人。智久や友香と共に広島県からの脱出を試みる。語尾によく、「~なのだ」を付ける。
未送信メールの情報提供をしたのをきっかけに、全国の高校生をまとめる存在となる。
三田幸村(みた ゆきむら)
智久のクラスメイト。友達思いで責任感が強く、みんなをまとめるリーダー的存在。
日村海平(ひむら うみへい)
智久たちのもとに現れた不気味な少年。友香を拉致した。実は、智久の父親を殺した殺人犯だった。
広瀬敏也(ひろせ としや)
内閣官房長官。迅速な対応をするために自ら危機管理情報局の局長へと就任した。

漫画版[編集]

『E★エブリスタプレミアム』で連載。双葉社アクションコミックスよりコミックス化されている。

王様ゲーム[編集]

作画は連打一人

  1. 2011年1月28日発売 ISBN 978-4-575-83865-7
  2. 2011年3月23日発売 ISBN 978-4-575-83883-1
  3. 2011年7月28日発売 ISBN 978-4-575-83931-9
  4. 2011年11月28日発売 ISBN 978-4-575-83992-0
  5. 2012年6月22日発売 ISBN 978-4-575-84087-2

王様ゲーム 終極[編集]

作画は栗山廉士

  1. 2012年11月28日発売 ISBN 978-4-575-84158-9
  2. 2013年5月10日発売 ISBN 978-4-575-84225-8
  3. 2013年9月23日発売 ISBN 978-4-575-84289-0
  4. 2014年2月22日発売 ISBN 978-4-575-84350-7

王様ゲーム 起源[編集]

作画は山田J太

  1. 2014年1月10日発売 ISBN 978-4-575-84330-9

ゲーム版[編集]

映画に先立ってMobageでアイテム課金制のソーシャルゲームがエフルートレックスの提供で配信。また、2013年3月22日に『王様ゲーム -共闘-』がアクセルマークの提供でMobageで配信されこちらは後にdゲームに対応した。

実写映画[編集]

王様ゲーム
監督 鶴田法男
脚本 加藤淳也
原作 金沢伸明
出演者 熊井友理奈
鈴木愛理
音楽 遠藤浩二
撮影 上野彰吾
製作会社 王様ゲーム製作委員会
配給 BS-TBS
公開 日本の旗 2011年12月17日
上映時間 82分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2011年12月17日に本多智恵美を主人公とした実写映画[1][2]が公開された。本多智恵美を熊井友理奈、岩村莉愛を鈴木愛理が演じ、Berryz工房℃-uteのメンバーが総出演している。

本家と違い、命令に背いた場合は「存在を抹消」となっており、参加者以外の人々の記憶から抹消された人の記憶が消えるという設定となっている。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]