猿島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

猿島
座標 北緯35度17分10.13秒
東経139度41分39.03秒
面積 0.055km²
海岸線長 約1.6km
最高標高 39.3m
所在海域 東京湾
所属国・地域 日本神奈川県
  
要塞跡

猿島(さるしま)は、神奈川県横須賀市東京湾に浮かぶ無人島。湾内唯一の自然島である。

目次

[編集] 地勢

  • 面積 約0.055km2
  • 周囲 約1.6km
  • 標高 最高39.3m 
  • 横須賀市平成町より北東へ約1.15km、また三笠公園戦艦三笠保存地)東方約1.75km 沖合に浮かぶ

[編集] 概要

京急本線横須賀中央駅から徒歩と船で約30分という立地ながら、海水浴、バーベキュー、釣り、散策などのレジャーに適する無人の自然島。島内からは縄文時代の土器や弥生時代の土器・人骨が出土し、また日蓮上人にまつわる伝説が残るなど、古くから人々に親しまれた島である。

幕末から戦前にかけては、東京湾の首都防衛拠点となる。幕末には江戸幕府台場が築造され、明治時代に入ると陸軍省海軍省の所管となり、要塞・砲台が築造された[1]。島内の岩壁を掘って煉瓦で覆われた要塞跡は現在も残り、日本では数少ないフランドル積みが見られる。

戦後は1961年(昭和36年)までの間アメリカ軍に接収される。その間にも1947年(昭和22年)に渡船の運航が開始、1957年(昭和32年)には海水浴場が開かれる。その後1993年(平成5年)に海水浴場は閉鎖、航路も廃止され立ち入り禁止とされる。1995年(平成7年)、横須賀市大蔵省から管理委託を受けて散策路等を整備し、航路も再開、翌1996年(平成8年)には海水浴場も再開された。2003年(平成15年)、横須賀市が国から猿島の無償譲与を受けた。

[編集]

  1. ^ 実際に本施設が実戦に用いられたことはない。

[編集] 交通

  • 三笠桟橋(三笠公園内)より船で10分。船は、3月~11月は毎日運航、12月~2月は土日祝日のみ運航。
  • 防衛大学校短艇委員会(いわゆる大学のサークルであるが、学校長直属であるため、規則により「委員会」となっている)が、トレーニングのために走水練習場から短艇で漕ぎ着けてくることがある。

[編集] 外部リンク

他の言語