狂った大陸・これがアメリカだ

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狂った大陸・これがアメリカだ(くるったたいりく・これがアメリカだ、原題:America paese di Dio、国際:America God's Own Country、英国版:So This Is God's Country?)は1966年製作のイタリア映画である。上映時間90分[1]

残酷系の映画を撮ってきたスタッフが、アメリカ合衆国に焦点を当てたモンド映画。アメリカの消費&文明主義に対する批判もある。

内容[編集]

宇宙飛行士の意外な訓練風景や若者達のイベント、石油とハリウッドの関係、大量消費の一方で極貧のスラム街、秘密結社クー・クラックス・クランへの密着、アメリカ・ナチス党真夏のワッツ街の暴動の悪夢、パレードと少女達、二十世紀のインディアンの生活、異端の若者たち、黒人達の格差など、アメリカが抱える問題や栄華、虚飾、文明社会の歪みを浮き彫りにする。

スタッフ[編集]

  • 監督:ルイジ・バンツィ
  • 製作:アルフォンソ・サンソーネ、ヘンリック・クロスチキ
  • 撮影:ベニト・フラッタリ、ジョアン・ラッシュ、ベイルド・ブライアント
  • 音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ、フランチェスコ・ラヴァニーノ
  • 日本語解説:小沢栄太郎

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

America paese di Dio - IMDb(英語)