おひつじ座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(牡羊座から転送)
| Aries | |
|---|---|
| 属格形 | Arietis |
| 略符 | Ari |
| 発音 | 発音:[ˈɛəriːz]、正式には[/ˈɛərɪ.iːz/]; 属格:[/əˈraɪ.ɨtɨs/] |
| 象徴 | the Ram |
| 概略位置:赤経 | 3 |
| 概略位置:赤緯 | +20 |
| 広さ | 441平方度 (39位) |
| 肉眼恒星数 | 3, 10 |
| バイエル符号/ フラムスティード番号 を持つ恒星数 |
67 |
| 系外惑星が確認されている恒星数 | 4 |
| 3.0等より明るい恒星数 | 2 |
| 近距離星数 | 2 |
| 最輝星 | ハマル (α Ari) (2.0等) |
| 最も近い星 | ティーガーデン星 (12.6?光年) |
| メシエ天体数 | 0 |
| 流星群 | おひつじ座五月流星群 おひつじ座秋季流星群 おひつじ座δ流星群 おひつじ座ε流星群 おひつじ座白昼流星群 おひつじ座-さんかく座流星群 |
| 隣接する星座 | ペルセウス座 さんかく座 うお座 くじら座 おうし座 |
| 観測可能地域は+90°と−60°の間 21:00(午後9時)に最も良く見えるのは12月の間 |
|
おひつじ座(牡羊座、Aries)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもある。
目次 |
[編集] 主な天体
[編集] 恒星
「おひつじ座の恒星の一覧」も参照
おひつじ座の主な星は、α星と β星の2つ。
ほかの星はこれらより暗いが、以下の恒星に固有名がついている。
| 星名 | 固有名 | 概略位置 | 実視等級 | スペクトル型 | 距離 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 赤経 | 赤緯 | |||||
| α Ari | ハマル | 02h07m10s | +23°27′45″ | |||
| β Ari | シェラタン | 01h54m38s | +20°48′29″ | |||
[編集] 星団・星雲・銀河
どれも暗く、望遠鏡でもかすかにしか見えない。
[編集] 由来と歴史
この星座の比較的明るい東側(向かって西側)のα星・β星・γ星でできる鉤型は、古代バビロニアでは「農夫」あるいは「雇夫」(麦播きの農繁期に雇われる日雇い農夫)だった。隣のうお座の中央が、彼が耕す農地である。「男」と「羊」が同音異義語 lu だったことから、羊と同一視されるようになった[1]。
[編集] 神話
ギリシア神話によると、ボイオティア王アタマスの息子プリクソスと双子の妹ヘレーが、継母イノーの悪巧みによって生贄にされそうになったときに、ゼウスが遣わして二人を乗せて逃げた金の皮を持つ羊だという。妹は羊が走る途中に海に落ちおぼれて死んだ。プリクソスは逃亡先のコルキスでこの羊を生贄に捧げ、皮を当地の王アイエーテースに贈った(現代の観点からすると恩知らずな行為に見えるが、古代においては神の遣わした獣は生贄として神に返す風習だった)。この羊の皮を手に入れるための冒険がアルゴー号(アルゴ座)の冒険、アルゴナウタイ神話である。
[編集] 出典
- ^ 近藤二郎『わかってきた星座神話の起源 古代メソポタミアの星座』誠文堂新光社 2010年、ISBN 978-4-416-21024-6
[編集] 関連項目
|
|||||
|
||||||||