牛丼太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

牛丼太郎(ぎゅうどんたろう)は牛丼をメイン商品とする外食チェーンストア東京23区内に6店舗を展開している(2007年10月現在)。株式会社深澤(埼玉県和光市)が経営。

目次

[編集] 概要

当チェーンには公式サイトが存在しない、一部を除き各店舗の電話番号タウンページに掲載されていないなど公式な情報宣伝をしない営業姿勢でも有名である。小規模チェーンながら安価妥当な食品・サービスを提供してきたが、競合大手(ゼンショー吉野家松屋フーズ)に押され退潮気味であり、店舗数も漸減している。

当初は牛丼とそれに関連する定食、および朝時間帯の納豆丼のみを扱っていたが、BSE問題の時期から、カレーライスをはじめとしてメニューが増えた。

[編集] 店舗

[編集] 閉店

[編集] 沿革

[編集] 低価格路線のパイオニア

かつてはどの大手牛丼チェーンよりも低価格で牛丼を提供しており、それが大きな特徴であった。吉野家が並1杯400円の時代に牛丼太郎は並1杯350円であった。1980年代末から松屋が多店舗展開をすすめ、吉野家と競合する地区の店舗のみ並1杯350円という戦略的な価格設定をおこなったが、それに隣接する牛丼太郎の店舗ではそれより安い並1杯300円に値下げし対抗した。

[編集] 大手との競争

その後、1990年代中盤からマクドナルドが先導した「価格破壊」の影響で、長らく価格を変更しなかった大手牛丼チェーン2000年代初旬にあいついで値下げをおこなったが、それにより価格差が小さくなった牛丼太郎もこれに追随、常にどのチェーンよりも差をつけた低価格設定を行い、最安値は並1杯200円(2004年2月まで)にまで達した。

しかし、低価格化に伴うサービスの低下(夏でも冷房を入れない店舗があった)や傘下店舗の離反(新宿思い出横丁の店舗は「牛若丸」という別チェーンになったが、思い出横丁の火災により閉店)などにより集客力が低下し、この期間に多くの店舗が閉店した。

[編集] BSE問題の影響

さらに2003年末からのBSE問題により米国産牛肉が輸入できない事態となり、それを使用していた牛丼太郎も影響を受けることとなる。米国産牛肉の在庫が尽きて大手牛丼チェーンが牛丼を販売中止し豚丼などの代替メニューに切り替える中、牛丼太郎は引き続き牛丼の販売を続ける方針を示し、米国産牛肉の在庫が無くなる2004年2月中旬ごろから牛丼への一時的豚肉混合(同年2月中旬-3月中旬頃)や豪州産牛肉への切り替えなどの対応を行い、2004年11月まで並1杯250円で提供していた。

しかし、豪州産牛肉の価格高騰の余波や、原材料の見直し(日本産牛肉も一部使用)などの影響も受け、順次価格改定が行われていて、2008年6月時点では並1杯350円であり、他牛丼チェーンと同程度の価格となっている。

[編集] 現在の主なメニュー

一部のメニューは店舗によって販売していないケースや、おなじメニューでも店舗によって添付品や内容がことなる場合もある。また、野菜サラダ味噌汁などとのセットメニューもあり、量や安さを求める客層にも対応している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク