父性

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父性(ふせい)

  • 子供の父親に期待される資質。後述。
  • 子供の実の父親であろう度合い。たとえば「父性が確実」は「確実に実の父親」だということ。

父性(ふせい)とは、子育てにおいて、父親に期待される資質のこと。子供を社会化していくように作動する能力と機能である。母性とは異なる質の能力と機能とをいうことが多い。母性が子供の欲求を受け止め満たして子供を包み込んでいくことを指すのに対して、父性というのは子供に忍耐規範(社会的ルール道徳)を教え、子供を責任主体として振るまうようにし、理想を示すものである。

心理学社会学保育学教育学において子育てにおける「父性の復権」が論じられ、父性と母性の相互補完的秩序を家族のあるべき姿とする指摘がたびたびなされてきた。ただし「もっぱら父親や男性の大人が父性を持つべきである」とする主張と、「母親や女性もまた父性的なるものを持つことがあるし、また持つべきである(父親にも母性があり、母性を持つべきである)」という主張がある。

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