熱血高校ドッジボール部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

熱血高校ドッジボール部』(ねっけつこうこうドッジボールぶ)は、テクノスジャパンより1987年11月に発表されたアーケードゲーム。のちにハードウェア移殖や続編が数多く発表された(#移植版・続編・関連商品を参照)。

ゲームについて[編集]

熱血高校を操作して、花園高校や世界の強豪相手にドッジボールで勝負する。難易度は、最初は大したことがないが、世界大会になるとかなり難しくなる。外国人は必殺技が打て、中には取れないものもある。さらに敵には途中出場もあり、誰か倒すと新たに出場してくるので、非常に難易度が高い。アメリカチームを倒すと、エンディング後にイギリス戦から再スタートして、時間が縮小された上に敵の耐久力が上がった状態での試合となる。

ドッジボールのゲームであるが、ルールは一般的なドッジボールのルールとは違う。相手の内野の選手にシュートがヒットした場合、その内野選手は外野に出ることはないが、体力値が減る。何度もシュートを当てられて体力が0になった選手は天使となって昇天して試合から脱落する(次の試合には帰ってくる)、という『くにおくんシリーズ』ならではのケンカスポーツである。

なお、ほかの移植作品とは違い、ほとんどの選手に名前はつけられていない。

本作は新ジャンルを開拓してゲーム業界に新旋風を巻き起こしたテクノスジャパンの代表作で、岸本良久と富山徳之が制作に携わっている。

敵チーム内容[編集]

花園高校[編集]

内野
  • りき
  • チビ×3
外野
  • チビ×3

イギリス[編集]

内野
  • 怪物×2(そのうち1人は補充)
  • 痩せゾンビ×3
外野
  • チビ×2、痩せゾンビ

アイスランド[編集]

床が氷になっていて滑りやすい。

内野
  • 怪物×2(そのうち1人は補充)
  • デブ男×3
外野
  • チビ×2、デブ男

中国[編集]

内野
  • 怪物×3(そのうち2人は補充)
  • チビ、デブ男、痩せゾンビ
外野
  • チビ、デブ男、痩せゾンビ

アフリカ[編集]

内野
  • 怪物×3(そのうち1人は補充)
  • 痩せゾンビ×2
外野
  • 痩せゾンビ×2、怪物

アメリカ[編集]

内野
  • 怪物×6(そのうち2人は補充)
外野
  • 怪物×3

ルールについて[編集]

このゲームでは内野同士、外野同士のパスを行うことができるが、実際のドッジボールでは禁止行為である。

制限時間内に敵コートの内野を全員倒さないと、味方コートの内野の人数に関係なくゲームオーバーとなる。

ジャンプでのセンターライン超えてのシュート及びパスは可能だがジャンプせずにセンターラインに触れると敵ボールとなる。

ボールをしばらく持ったまま、または連続でパスし続けてシュートを打たずにいると、審判がカウントを始める。そして、カウントが終わると自動的に敵ボールとなる。

移植版・続編・関連商品[編集]

アーケード版のアレンジ移植。ドッジボール試合の二人対戦のほか、クラブ練習モードではマルチタップを用いての4人対戦も可能。
  • 熱血高校ドッジボール部(X68000版)- 1988年9月
アーケード版の移植。BGMはオリジナルをそのままステレオ化してある。裏技使用によりキャラクターのバリエーションが増えたり、背景が多重スクロールにもなる。審判の女の子の声も変わる。
アーケード版とファミコン版を足して2で割ったような内容になっている。
海外版でもめったにお目にかかれないレアゲー。テクノスジャパン倒産後に稼動開始したものと思われる。
アーケード版だが、X68000版と比較すると、明らかに再現度や画面処理に関して問題点が見られる。
ミリオン制作、アークシステムワークス販売の作品。本作では相手のコートで肉弾戦も可能。
  • Super Dodge Ball(アーケード版、北米市場向け)
プレイヤーのチーム本拠地はアメリカ。ステージはアメリカから始まり、決勝は日本となっている。
  • Super Dodge Ball(NES版、北米市場向け)
プレイヤーチームなどはアーケードと同じだが、決勝が日本ではなくUSSR(ソ連、性格やパラメータは日本版アメリカチーム)となっており、日本(性格やパラメータは日本版ソ連チームのキャプテン至上主義を踏襲)は準決勝となっているので、謎の軍団の戦いやエンディングの胴上げ記念写真はソ連ステージとなる。またアフリカは具体的に国名をケニアとなっている。詳細はSuper Dodge Ball(英語版)のページを参照。
  • ダウンタウン ドッジボールだよ全員集合!!
PC用に制作されたソフト(厳密に言えば同人ゲームの1つ)。製作チームである「Miracle Kidz」は後に会社化した。主要スタッフは元テクノス社員なので事実上の続編に近い存在。
  • ダウンタウン 激凸ドッジボール!
XNAで制作されたXbox360インディーズゲーム。800MSP。Miracle Kidzが開発。
モードはダウンタウンとワールドに分かれている。カスタマイズも豊富。800P。製作はMiracle Kidz。