熱塩駅

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熱塩駅
旧熱塩駅舎(現日中線記念館)
旧熱塩駅舎(現日中線記念館)
あつしお - Atsushio
会津加納 (3.4km)
所在地 福島県耶麻郡熱塩加納村大字熱塩
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 日中線
キロ程 11.6km(喜多方駅起点)
電報略号 アツ
駅構造 地上駅
ホーム 単式1面1線+機回し線1線
乗車人員
-統計年度-
63人/日(降車客含まず)
-1981年-
開業年月日 1938年(昭和13年)8月18日
廃止年月日 1984年(昭和59年)4月1日

熱塩駅
配線図
ENDEa
KRW+l KRWgr
STR STR+BSl leer+BSr
STR STR+BSl leer+BSr
KRWl KRWg+r ENDEa
KRWg+l KRWr
STR

会津加納駅

Japanese Map symbol (Museum) w.svg 喜多方市日中線記念館
施設情報
正式名称 喜多方市日中線記念館[1]
事業主体 喜多方市
管理運営 喜多方市教育委員会
所在地 966-0101
福島県喜多方市熱塩加納町熱塩字前田丁602-2
プロジェクト:GLAM
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熱塩駅(あつしおえき)は、福島県耶麻郡熱塩加納村(現喜多方市熱塩加納町)にあった日本国有鉄道(国鉄)日中線廃駅)である。日中線の廃線に伴い1984年昭和59年)に廃止された。駅舎は、日中線記念館として保存されている。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線の地上駅であった。廃止まで全列車機関車客車を牽引する形で運行されたため、機回し線を1線有した。また、貨物扱い時代の名残として、喜多方側に側線1本を有した。末期は無人駅であったため、ポイント操作は機関車を誘導するために添乗していた職員が兼務していた。

駅舎が欧風で人気があったが、末期は荒廃していた。日中線記念館として整備された後の2009年平成21年)に経済産業省の「近代化産業遺産群 続33(東北開発)」の一つとして近代化産業遺産に認定されている。

操業時の駅舎の中央部分は見た目通りに二階建てであった。しかし内部には階段はなく、別途はしごを使用して専用の出入り口から直接出入りがされて物置などのような使われ方をしていた。日中線記念館として整備された際に二階の出入り扉は埋められて、現在の天井の高い一階建てとなっている。扉の位置は駅正面からすぐ左上に見える塗りつぶされたような位置ではなく、反対側にあった。かつて使われたはしごは駐輪場の屋根裏に残されている。

野辺沢川寄りには転車台の設備が遺構として現存している。転車台は複数人による人力での可動式であり、下部は水槽状になっており、浮力を利用して転車に必要な力が軽減されるように設計されていた。開業当初は使用されていたが、すでに開戦されていた日中戦争のために職員や村民も兵役に駆り出されて人員不足となって使用不可能に陥り、以後は廃線まで再度使用されることは無かった。橋桁および転車台に繋がっていた機回し線は撤去され、機回し線は本線に隣接するように敷設し直された。役目を終えた後は水槽部分を利用して、時節によって池や花壇として使われる事がある。

駅周辺[編集]

  • 喜多方市役所 熱塩加納総合支所(旧・熱塩加納村役場)
  • 熱塩温泉郵便局
  • 喜多方市立熱塩小学校
  • 喜多方市立会北中学校
  • 熱塩幼稚園
  • 熱塩温泉

歴史[編集]

現状[編集]

現役当時は、駅舎が大変荒廃していたが、廃止から3年後の1987年(昭和62年)に整備され「日中線記念館」として日中線に関する資料等を展示している。また構内の線路は撤去されたが、以下の車両が保存されている。

キ287とオハフ61 2752

アクセス[編集]

  • 会津乗合自動車により当地を経由する路線バスが運行されていたが、2012年9月30日に廃止された[2]
  • 広田タクシーの予約制乗合バス「マスコットくん」(会津若松 - 米沢)が当地を経由している[3]。ただし、4月から11月までの土休日限定の季節運行である。

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
日中線
会津加納駅 - 熱塩駅

脚注[編集]

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  1. ^ 喜多方市日中線記念館条例
  2. ^ 会津乗合自動車 路線バス『千石沢(日中)線』と『夢の森線』の廃止について
  3. ^ 広田タクシー マスコットくん

外部リンク[編集]