熊野交通

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熊野交通株式会社
KUMANO KOTSU CO.,LTD.
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種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 熊交(くまこう)
本社所在地 日本の旗 日本
647-0081
和歌山県新宮市新宮6968番地の2
設立 1943年11月1日
業種 陸運業
事業内容 乗合バス事業,貸切バス事業,貨物運送業他
代表者 代表取締役社長 永田潔
資本金 9000万円
従業員数 170名
主要株主 南海電気鉄道(95%),中之島温泉土地他
主要子会社 熊交商事,クマコー旅行,熊交ユーユーツアーズ他
外部リンク 熊野交通
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路線バス(新宮駅にて)
志古乗船場
定期観光バス(那智山にて)

熊野交通株式会社(くまのこうつう)は、和歌山県新宮市を中心に路線バス事業、観光バス事業を行うバス事業者で、南海電鉄連結子会社である。

概要[編集]

1943年(昭和18年)に熊野合同交通株式会社が発足したのが起源である。

一般路線バスのエリアは、紀伊半島の南東部にある和歌山県新宮市の紀勢本線新宮駅を中心として、串本町を経て西牟婁郡すさみ町江住駅までと、熊野本宮大社を経て田辺市本宮町付近にかけて広がっている。

かつては一部の路線が三重県熊野市鬼ヶ城付近まで伸びていたが、現在は三重県内を走行する路線は有していない。
後述の瀞八丁・玉置口線のみ奈良県吉野郡十津川村内にバス停があるが、他の路線はすべて和歌山県内(西牟婁郡東牟婁郡新宮市田辺市)を通っている。

社章は南海グループ統一マークでは無く、八咫烏を使用。会社ロゴは明朝体を使用(バス車体後部に書かれる会社名表記も全て明朝体を使用している)。

瀞峡観光船を保有し、グループ会社の熊交商事株式会社と共同で瀞峡観光事業を推進している。

営業所[編集]

乗合バス事業[編集]

現行路線[編集]

  • 特急バス 勝浦・本宮線 (熊野古道アクセスバス)
    勝浦駅 - 勝浦桟橋前 - 臨海通り - 那智駅前 - 権現前 - 新宮駅 - 志古 - 請川 - 本宮大社 (以上のバス停のみ停車)
  • 新宮・潮岬線
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 黒潮公園前 - 佐野上地 - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅 - 太地駅 - 古座駅 - 串本駅 - 潮岬
  • 新勝線 (黒潮公園経由)
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 黒潮公園前 - 佐野上地 - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅
  • 新勝線 (市立医療センター経由)
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 新翔高校前 - 市立医療センター - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅
  • 新勝線 (新翔高校前経由経由)
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 橋本 - 三輪崎 - 新翔高校前 - 佐野上地 - 宇久井駅 - 那智駅 - 勝浦駅
  • 川丈線 (熊野本宮経由)
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 相賀口 - 神丸 - 志古 - 宮井大橋 - 敷屋大橋 - 請川 - 熊野本宮 - 本宮大社前 - 土河屋
  • 川丈線 (川湯・湯の峰温泉経由)
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 相賀口 - 神丸 - 志古 - 宮井大橋 - 敷屋大橋 - 請川 - 川湯温泉 - 渡瀬温泉 - 湯の峰温泉 - 熊野本宮 - 本宮大社前
  • 高田線
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 相賀口 - 相賀 - 高田
  • 小口線 (志古~小口間)
    志古 - 神丸 - 赤木 - 小和瀬 - 小口
  • 新宮小口線・神丸小口線
    新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - 相賀口 - 神丸 - 赤木 - 小和瀬 - 小口
  • 篠尾線
    神丸 - 志古 - 宮井大橋 - 敷屋大橋 - 西敷屋 - 篠尾
  • 瀞八丁・玉置口線
    神丸 - 志古 - 宮井大橋 - 玉置口 - 瀞八丁
  • 市立医療センター線
    近大新宮高校前 - 熊野地会館前 - 新宮駅 - 権現前 - 新宮高校前 - (→ 旧道三輪崎駅前 → / ← 三輪崎 ←) - 黒潮公園前 - 佐野会館前 - 市立医療センター
  • 新宮市内線 (こみゅにてぃばす)
    新宮駅 - オークワ新宮仲之町店前 - 市役所前 - 振興局前 - 橋本 - イオン新宮店前 - 下田三丁目 - 清水元 - 近大新宮高校前 - 田鶴原 - 蓬莱小学校前 - 新宮駅
  • 新宮市内線 (ふれあいばす)
    促進住宅前 - 権現前 - 谷王子 - 新宮駅 - 市役所前 - 振興局前 - 橋本 - イオン新宮 - 下田三丁目 - 清水元 - 松山団地前 - 広角市営住宅前
  • 那智山線
    勝浦駅 - 那智駅 - 井関 - 那智の滝前 - 那智山
  • 大島線
    串本病院正門前 ← 串本駅 - くしもと大橋 - 大島港 - 樫野灯台口
  • 出雲線
    串本病院正門前 ← 串本駅 - 出雲 - 青少年の家
  • 江住線
    串本病院正門前 ← 串本駅 - 海中公園センター - 江住
  • 串本・潮岬線
    串本病院正門前 ← 串本駅 - 潮岬
  • 宇久井港線 (休止中)
    勝浦駅 - 勝浦桟橋前 - 臨海通り - 那智駅 - 宇久井港

過去に存在していたバス路線[編集]

  • 関西空港 - 白浜・勝浦・新宮 (後に白浜へ変更)
  • 新宮駅 - 熊野大橋 - 鵜殿駅前 - 阿田和駅前 - 神志山 - 有馬 - 獅子岩 - 熊野市駅 - 新町 - 鬼ヶ城
  • 勝浦駅 - 宇久井港
  • 新宮駅 - 潮岬〔太地町内経由〕
  • 土河屋 - 十津川温泉 - 折立

車両[編集]

バス車両は日野自動車製とUDトラックス(旧:日産ディーゼル)製を所有。

2010年3月31日現在、路線バスとしては42台のバス車両を保有する。うちノンステップバスは10台、低床バス(ここではノンステップバスワンステップバス、スロープ付きバスを指す)は10台[1]

観光船事業[編集]

吉野熊野国立公園の一部である北山川の大渓谷、瀞峡瀞八丁)を時速40kmで航行するウォータージェット船によって観光できる。

  • 瀞峡観光ウォータージェット船
    志古乗船場 - 瀞峡 - 田戸乗船場 - 小川口乗船場 - 志古乗船場

観光バス事業[編集]

2つの定期観光コースがある。

グループ会社[編集]

  • 熊交商事株式会社

歴史[編集]

1943年(昭和18年)11月1日、熊野川飛行艇株式会社、那智登山自動車株式会社が合併し、熊野合同交通株式会社が発足
1943年(昭和18年)12月12日、熊野合同交通株式会社が和深自動車株式会社、古座川自動車株式会社、串本自動車組合、太地青年同志会、熊野中央自動車株式会社と合併
1945年(昭和20年)5月8日、熊野交通株式会社に社名変更
1955年(昭和30年)3月10日、株式会社熊野観光社を設立(熊交商事株式会社の前身)
1961年(昭和36年)5月28日、本社社屋が火災により焼失
1979年(昭和54年)9月8日、那智山スカイライン開通
1996年(平成8年)9月7日、関西空港 - 白浜・勝浦・新宮の高速バス路線を関西空港交通株式会社と共同で開設
2000年(平成12年)3月1日、関西空港 - 白浜・勝浦・新宮の高速バス路線を廃止
2006年(平成18年)9月30日、鬼ヶ城線を廃止し、三重県内の路線から撤退
2007年(平成19年)4月1日、那智山スカイラインを和歌山県へ無償譲渡

脚注[編集]

  1. ^ 和歌山県内のバスの状況 2010年3月31日現在 (PDF, 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課(出典:近畿運輸局和歌山運輸支局調べ))

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

熊野交通