無顎類
| 無顎類 Agnatha | ||||||||||||
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Astraspis desiderataの復元図
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| 分類 | ||||||||||||
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無顎類(むがくるい Agnatha)とは、脊椎動物のうち、顎を獲得する前に分岐した系統群をひとくくりにした概念。当然「無顎類」は単系統な分類群はなく、同じく共有祖先形質のみでまとめられた無脊椎動物や爬虫類などと同様、分岐学的に有効な分類群ではないが、現在でもこの名称が用いられることは多い。 「顎口類以外のすべての脊椎動物」という定義のため、例えば史上最古の魚類とされるミロクンミンギア、ハイコウイクチスなども無顎類である。
古くは脊索動物門脊椎動物亜門無顎上綱にように単一のグループとされた。
無顎類のうちほとんどが絶滅種であるが、現在でも生息しているもの(ヌタウナギ類とヤツメウナギ類)に関しては円口類と呼ばれ、分子系統や詳細な系統解析から単系統のクレードをつくるとの説が提唱されている(円口類説)。一方、ヤツメウナギと顎口類が単系統になるとの説もある(脊椎動物説)。
目次 |
[編集] 進化
脊椎動物の進化において、無顎類は重要な位置を占める。最古の無顎類の化石は、カンブリア紀後期の地層から発見されている。あまり遊泳力がない、皮骨で覆われたオタマジャクシのような姿をしていた。つづくオルドビス紀に多様化が進み、シルル紀、デボン紀になると、体側は丈夫な骨質のよろいのような皮骨で覆われ、鰭状の器官や奇妙な突起を発達させた。ほとんどの種はデボン紀末期に絶滅した。これら絶滅した無顎類のうち、どの系統が現生の無顎類の祖先だったかは十分に解明されているとは言えないが、化石が多く知られる皮骨の発達したグループにヌタウナギ綱の祖先は含まれていなかったと推測されている。また、コノドント動物は長くその正体が判らなかったが、現在ではこの類であり、ホソヌタウナギに近い系統とも言われている。小型のプランクトン的生活の動物で、世界中の海に生息し、古生代末まで生き延びた。
[編集] 系統分類
以下に脊索動物の系統関係の概略を示す。 脊椎動物の中で顎口類以外の系統(太字)が全て「無顎類」にあたる。 無顎類内部の互いの系統関係は現在でも謎が多く、議論が続いている。なお、現生のものはすべて円口類に属するので、その詳細は該当項を参照されたい。
| 脊索動物 |
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