無担保コール翌日物
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無担保コール翌日物(むたんぽコールよくじつもの)とは、日本の金融機関が、1年以下のいわゆる短期資金のやり取り(貸借)を行うコール市場において、約定した翌日に返済を行う際の金利のこと。短期金融市場の金利の一つ。
日本の金融政策において、それまでは日本銀行が市中銀行へ資金を融通する際の利率である公定歩合が政策金利として重視されたが、1994年10月の金利自由化後は銀行の資金調達は短期金融市場を介するものが大半となったため、この金利操作による市場介入が行われるようになり、2013年4月までは公定歩合に代わって無担保コール翌日物の金利が日本の政策金利の役割を果たすようになっていた。
なおレートそのものはゼロでは無い場合でも、レートが極端に低い場合は取引を仲介する短資会社へ支払う手数料を差し引くと実質的な金利がほぼゼロとなる(レート自体はゼロにはならない)。
[編集] 推移
日本銀行の無担保コール翌日物の誘導目標の推移。
- 1999年2月 - 0.15%(「ゼロ金利政策」)
- 2000年8月11日 - 0.25%(ゼロ金利政策一時解除)
- 2001年2月28日 - 0.15%(再開、翌3月には量的緩和政策が開始し、実質金利は0%近くに低下)
- 2006年7月14日 - 0.25%(ゼロ金利政策解除)
- 2007年2月21日 - 0.5%
- 2008年10月31日 - 0.3%
- 2008年12月19日 - 0.1%(FRBが事実上のゼロ金利政策に踏み切ったことを受けて実施)
- 2010年10月5日 - 0.0~0.1%(実質的ゼロ金利政策)
- 2013年4月4日 - 誘導目標の廃止
[編集] 関連項目
- フェデラル・ファンド金利 - アメリカ合衆国でのオーバーナイト(翌日)短期融資の金利
- 日本の経済
- 政策金利
- 金融政策
- ハイパワードマネー
- ロンバート型貸出制度
[編集] 外部リンク
- 日本銀行 無担保コール翌日物レート(月次) CSVファイル