無名都市

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無名都市(むめいとし、The Nameless City )はクトゥルフ神話に登場する架空の土地。

初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフト著『無名都市』(『The Nameless City』 1921年)。

アブドゥル・アルハザードが幻視して見つけた遥か昔の都市。イラククウェート付近にある砂漠の中に存在する。都市の天井は非常に低く、這って歩くワニの様な爬虫人類が住んでいた。セラエノバイアクヘーに乗って魂を旅立たせる際に、肉体を保管する場所でもある。この都市ではかつてクトゥルフを崇拝していたが、現在では住人は存在せずハスターの領域になっている。なお、無名都市には住人のミイラや宝が隠されている。

古代人は、この地を「虚空」を意味する『ロバ・エル・カリイエ』の名で呼んでいたという。また、ダマスクスの路上で見えない怪物に貪り食われたと伝えられるアブドゥル・アルハザードは、実はこの地に連れ去られ、拷問の末に死亡したという説もあり、ラバン・シュリュズベリイ教授はここでアルハザードの霊と遭遇したといわれている。

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