烏骨鶏

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烏骨鶏の雌鳥
黒い烏骨鶏
市場で売られる烏骨鶏の肉。右側にある捌いた肉と内臓も黒いのが分かる。(台湾
烏骨鶏の足。
烏骨鶏の卵。

烏骨鶏(うこっけい)とは、ニワトリ品種名である。英名はSilky Fowl

烏骨(黒い骨)という名が示す通り、皮膚内臓に到るまで黒色である。羽毛は白と黒がある。成鳥でもヒヨコ同様に綿毛になっている。

足の指が、普通のニワトリと同じ前向き3本に加え、後ろ向きの指が普通のニワトリの1本に対し2本(3本)あり、計5本(6本)あるのも大きな特徴である。一般的な鳥類は指の数が4本であり、5本(以上)ある種類は本種のみである。

一般的なニワトリのみならず、鳥類全般から見ても特異な外見的特徴から、中国では霊鳥として扱われ、不老不死の食材と呼ばれた歴史がある。実際、栄養学的に優れた組成を持ちまた美味であるため、現在でも一般的な鶏肉と比較して高価格で取引されている。また、卵も同様の理由により非常に人気が高く、産卵数も週に1個程度と少ないことから、一般的な鶏卵と比較して非常に高価である。

商用として飼育するほかにも愛玩用として家庭で飼育される事もある。コンテストなども開かれている。手入れ次第では鶏とは思えないほど非常に綺麗な毛並みとなる。

マルコ=ポーロ著「東方見聞録」にもウコッケイに関する記述が見られる。

関連項目[編集]