瀬波大祭
瀬波大祭(せなみたいさい)は、新潟県村上市で毎年9月3日から同4日にかけて行われる西奈弥神社(せなみ - )の例祭。西奈彌羽黒神社の例大祭である村上大祭(毎年7月7日)および石船神社の例大祭である岩船大祭(毎年10月)と並ぶ村上市の三大祭りの一つである。
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[編集] 由緒
西奈弥神社は、延喜式神名帳に記名された式内社であるが、その由緒については、気比神宮(越前国敦賀)の祭神、気比大神が渡海し、瀬波の地に上陸したことによるとする伝承がある。瀬波大祭の由来は、この伝承であるとされている。
瀬波大祭は、気比大神の瀬波への来航上陸を祝うものであり、大祭では神霊をのせた御輿の後ろに渡海船に擬せられた屋台が続く行列が、瀬波の町内を練り歩く。気比神宮の例祭が毎年9月上旬に行われている(気比の長祭り)ことから、瀬波大祭も同時期に開催されている。
[編集] 概要
[編集] おしゃぎり
大祭は、9月3日午後から同4日にかけて行われる。大祭では、「おしゃぎり」と呼ばれる屋台が曳き出される。おしゃぎりは、大祭に参加する瀬波の浜町、中町、上町、新田町、学校町の5町によって出され、各町ごとに特色がある。
おしゃぎりの構造は、いわゆる山車とほぼ同様のものであり、町の若衆らによって曳かれる。中には享保年間に作成されたと見られるおしゃぎりもある一方、最も新しいものは昭和62年に作られた。2階部分には「乗せ物」と呼ばれる飾りがおかれ、各町ごとに見ると、浜町が気比大神の船である御船様(気比丸)、中町が恵比寿、上町が大黒天、新田町が御神酒、学校町が菅原道真である。大祭の渡御行列(後述)では、浜町の御船様が先頭となる。
[編集] 日程
大祭は9月3日夕に、おしゃぎりが各町内を曳き回されることにより始まる。これを宵祭りともいう。
本祭は、9月4日朝に開始する。各町のおしゃぎりは、町内を曳き回された後、9時頃に西奈弥神社前で整列する。9時過ぎに、神社において神霊を御輿へ遷す神事が行われ、10時頃、御輿を先頭に5台のおしゃぎりが並ぶ渡御行列が開始する。おしゃぎりの先頭は気比大神を乗せる御船様の浜町おしゃぎりである。行列は、囃子に合わせて唄を歌いながら、各町内を夜までかけて練り歩く。21時頃、浜町に集合したおしゃぎりが、「木遣り」を唄い浜町の坂を次々に駆け上がり、大祭は終わる。