澤口俊之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

澤口 俊之(さわぐち としゆき、1959年2月 - )は日本の脳科学者。元・北海道大学教授。専門は認知神経科学霊長類学理学博士京都大学、1987年)。東京生まれ。

『幼児教育と脳』以後は、一般向けの著者として人気があり、「トンデモ本」とされることも多い[誰?][要出典]

目次

[編集] 略歴

  • 1982年3月 北海道大学理学部生物学科卒業
  • 1987年3月 京都大学大学院理学研究科動物学専攻博士課程修了
  • 1988年4月 エール大学医学部ポストドクトラル・フェロー
  • 1991年4月 京都大学霊長類研究所助手(神経生理研究部門(1993年、行動神経研究部門行動発現分野に改組))
  • 1996年3月 北海道大学文学部人文科学科助教授(心理システム科学講座)
  • 1999年10月 北海道大学大学院医学研究科教授(脳科学専攻・神経機能学講座・機能分子学分野)
  • 2003年4月 北海道大学大学院医学研究科教授(脳科学専攻・神経機能学講座・高次脳機能学分野、2006年3月まで)
  • 2006年4月 人間性脳科学研究所所長

[編集] 主な研究テーマ

  • 「思考や自我の脳内メカニズム」
  • 「脳・認知機能の進化」など

[編集] その他

  • 2006年、北海道大学を退職した(一部の論旨解雇処分を受けたという報道は誤りであり[要出典]、大学側は退職に関して何ら正式なコメントをしたことは無い)。
  • 現在、人間性脳科学研究所を設立し、関連会社より持論であるHQ理論に基づいた教材ソフトを監修している。
  • 脳の前頭連合野の障害(発達不足)について発言することで有名になったが、自身の学会講演では、プログラム用の抄録を出さない、遅刻をする、パソコンが壊れたといってドタキャンする、大学に連絡をしても連絡がなかなか取れないことがあった。

[編集] 受賞歴

  • 1988年 ブレインサイエンス財団塚原賞(新人部門)

[編集] 著書

[編集] 単著

  • 『知性の脳構造と進化 精神の生物学序説』(海鳴社、1989年)
  • 『ここまでわかった脳の話』(同文書院、1993年)
  • 『脳と心の進化論』(日本評論社、1996年)
  • 『「私」は脳のどこにいるのか』(筑摩書房<ちくまプリマーブックス>、1997年)
  • 『幼児教育と脳』(文藝春秋<文春新書>、1999年)
  • 『わがままな脳』(筑摩書房、2000年)
  • 『ヒトは先ず「愛してる!」と叫んだ? 生命をめぐる4つのダイアローグ』(同朋舎、 2001年)
  • 『澤口教授の暮らしに活かせる脳科学講座』(ロングセラーズ、2001年)
  • 『痛快!頭を良くする脳科学』(集英社インターナショナル、2002年)
  • 『あぶない脳』(筑摩書房<ちくま新書>、2004年)
  • 『したたかな脳 ますます人間が面白くなる色々な脳のはなし』(日本文芸社<パンドラ新書>、2005年)
  • 『HQ論:人間性の脳科学 精神の生物学本論』(海鳴社、2005年)
  • 『幸せになる成功知能HQ 日本人の脳の進化の秘密』(講談社、2005年)
  • 『なぜいい女はパッとしない男に惚れるのか? 誰も知らない60の脳のお話』(アスキー<アスキー新書>、2007年)

[編集] 共著

[編集] 訳書

  • ウィリアム・カルヴィン『知性はいつ生まれたか』(草思社、1997年)

[編集] 外部リンク