渋谷駅駅員銃撃事件
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渋谷駅駅員銃撃事件(しぶやえきえきいんじゅうげきじけん)とは、2004年(平成16年)6月23日に渋谷駅(東京・渋谷)で発生した強盗事件。ラッシュアワーの時間帯に発生したこともあり、駅の内外がパニック状態となった。
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[編集] 概要
2004年(平成16年)6月23日午前8時45分頃、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線渋谷駅で、夜勤明けの東京メトロ渋谷駅駅員(当時32歳)が事務所へ戻る途中、拳銃による銃撃を受け、手に持っていた洗面道具が入った袋を奪われた。後に出頭した加害者によれば、売上金の強奪をねらって待ち伏せていたところに袋を持った被害者が通りかかったことから、現金の運搬役と誤解し、駅員を銃撃するに至ったという。同加害者は、後述の事件を含めて強盗殺人未遂・強盗殺人・銃刀法違反・建造物侵入・強盗未遂・放火未遂罪で起訴された。
[編集] 他の事件
また今回の事件の他にも事件を起こしていることが発覚した。
- 東京駅放火未遂事件
- 2004年(平成16年)5月6日、JR東京駅の地下3階の機械室に灯油をまいてライターで放火しようとした事件。
- 横浜中華街料理店主射殺事件
- 2004年(平成16年)5月29日、横浜の中華料理店経営者(当時77歳)を経営者宅前で射殺し、現金を奪った事件。
[編集] 裁判
- 2006年(平成18年)4月17日、東京地裁は、事件後出頭したことを自首と認めるなどとして無期懲役の判決を言い渡した。
- 2007年(平成19年)4月25日、東京高裁は、渋谷駅の被害者が大きな後遺症を負っていること、自首した事由を酌む程度には限度があることなどから東京地裁の判決を破棄し、死刑を言い渡した。
- 2011年(平成23年)3月1日、最高裁は、関連した「横浜・中華街の料理店主射殺」も含め、「至近距離から発砲するなど、いずれも確定的殺意に基づいており冷酷で残忍」として上告を棄却、死刑が確定する[1]。死亡者が1人の事案で加害者に殺人の前科が無く身代金誘拐でない場合において死刑を言い渡すケースは現在までのところやや例外的な事例である[2]。
[編集] その他
事件当時、半蔵門線・田園都市線渋谷駅は東京メトロ管轄駅であったが、2007年(平成19年)12月2日より東急管轄駅へと移管されている。
[編集] 出典
- ^ 読売新聞2011年3月2日朝刊
- ^ 殺人被害者1人でも死刑 中華店主射殺や駅員銃撃 共同通信 2007年4月25日記事