清水馨八郎

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清水 馨八郎(しみず けいはちろう、1919年 - )は、日本の都市学者。理学博士

略歴[編集]

山梨県出身。東京文理科大学 (旧制)(現筑波大学理学部地学科卒。海軍兵学校教官千葉大学教育学部教授を経て、千葉大学名誉教授イオンド大学筆頭教授[1]。理学博士。勲三等旭日中綬章

都市と交通研究で長く都市学会をリードし、経済企画庁国民生活審議委員、運輸省交通局航空審議会委員などを務めた。

思想[編集]

一般には大東亜戦争太平洋戦争)をアジア解放の戦争と主張する、自由主義史観系の評論家・論客、また人材派遣イムカが執筆パンフレット「よみがえれ日本―日本再認識」を配布している事でも知られている。

政治団体「國民新聞社」の機関紙として発行されている『國民新聞』2010年1月25日号において、「小沢一郎済洲島出身」と題し、小沢一郎土井たか子福島瑞穂菅直人在日認定する記事を執筆した。なお、土井たか子と福島瑞穂については「本名」についても言及されており、土井の「本名」として書かれている名前は、『WiLL』2008年5月号で花岡信昭が執筆した記事と同じく李高順である。(『WiLL』は土井から名誉毀損で提訴され、敗訴が確定している。また、『WiLL』2008年11月号には謝罪文が掲載された。)

人工妊娠中絶に反対しており、NPO法人「天使のほほえみ」に中絶の違法化を訴える文章を寄稿している[2]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『四街道の地誌』 千葉大学教育学部地理学教室、1951年
  • 『房総の自然誌 地理学的考察』 古今書院、1952年
  • 『都市交通機関の発生・発展過程と今後の傾向性』 清水馨八郎、1958年
  • 『戦後日本の選挙の実態 議員定数固定化の弊害と小選挙区制の人口地理的考察』 古今書院、1958年
  • 『参議院選挙制度の矛盾とその改正案 今次選挙結果を分析して』 清水馨八郎、1959年8月。
  • 『現代都市の繁栄と病根 選挙・首都・地価・交通の社会診断』 光和堂、1960年
  • 『大都市地域と交通との基本関係の地理学的研究』 東京都企画室、1960年
  • 『首都交通研究』続 分冊第1集、首都交通対策研究会、1961年
  • 『爆発する都市 生活はどう変わる』 講談社〈講談社現代新書〉、1965年
  • 『都市革命 それを阻むもの』 東洋経済新報社、1965年
  • 『日本列島の未来 風土・文化・都市』 角川書店〈角川新書〉、1968年
  • 『用地補償実務例』第1、日本ダム協会、1968年
  • 『日本列島のマスタープラン』 日本生産性本部、1968年
  • 『欠陥日本再建の道』 日新報道、1971年
  • 『東京大地震 都市と個人の生きのびる道』 池田書店〈イケダ3Lブックス〉、1971年
  • 『日本列島再発見』 角川書店〈角川文庫〉、1973年
  • 『水と光の国土 日本見直し論』 日本教文社、1976年
  • 『空の交通と新空港 航空交通の役割と成田空港の首都圏への影響』 大明堂、1978年8月。
  • 『“すき間”文化論 非常識への挑戦』 ダイヤモンド社、1980年12月。
  • 『航空新幹線 日本ほど飛行機に適した国はない!』 光文社〈カッパ・ビジネス〉、1983年8月。ISBN 4-334-01152-7
  • 『手の文化と足の文化 先端技術ニッポンの謎を探る』 日本工業新聞社、1984年12月。ISBN 4-8191-0644-9
  • 『すべての道は東京へ 新東京論』 日本工業新聞社、1989年7月。ISBN 4-8191-0575-2
  • 清水馨八郎述 『地球環境問題と日本文化の知恵を世界に』 日建設計〈都市経営フォーラム 第38回〉、1991年
  • 『よみがえれ日本 日本再発見 日本の文化と歴史を正しく知ろう 祖国日本に自信と誇りを』 日本精神修養会、1997年11月。
  • 『侵略の世界史 この500年、白人は世界で何をしてきたか』 祥伝社、1998年7月。ISBN 4-396-61073-4
  • 『日本人が忘れてしまった「日本文明」の真価』 祥伝社、1999年7月。ISBN 4-396-61086-6
  • 『破約の世界史 この1000年、彼らはいかに騙し、裏切ったか』 祥伝社、2000年7月。ISBN 4-396-61105-6
  • 『『教育勅語』のすすめ 教育荒廃を救う道』 日新報道、2000年1月。ISBN 4-8174-0457-4
  • 『愛国 目覚めよ日本愛せよ日本』 ゴマブックス、2000年3月。ISBN 4-907710-53-4
  • 『侵略の世界史 この500年、白人は世界で何をしてきたか』 祥伝社〈祥伝社黄金文庫〉、2001年11月。ISBN 4-396-31280-6
  • 『「白人(グローバル)スタンダード」という新たなる侵略』 祥伝社、2002年9月。ISBN 4-396-61154-4
  • 『今、世界が注目する「日本文明」の真価』 祥伝社〈祥伝社黄金文庫〉、2002年12月。ISBN 4-396-31314-4
  • 『裏切りの世界史 この1000年、彼らはいかに騙し、強奪してきたか』 祥伝社〈祥伝社黄金文庫〉、2004年12月。ISBN 4-396-31364-0
  • 『大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった』 祥伝社、2006年2月。ISBN 4-396-61263-X
  • 『新「教育勅語」のすすめ』 日新報道、2007年9月。ISBN 978-4-8174-0655-2
  • 『誇れる国、日本 謀略に!翻弄された近現代』2、アパグループ、2009年12月。

共著・編著・共編著[編集]

  • 市川正巳共著 『房州地辷地帯の研究』 千葉県土木部、1955年
  • 「大都市の交通」、『現代地理講座』第4巻、多田文男石田竜次郎編、河出書房、1956年
  • 矢嶋仁吉・清水馨八郎「関東」、『集落地理講座』第3巻、木内信蔵藤岡謙二郎矢嶋仁吉編、朝倉書店、1958年
  • 「現代政治地理学への三つの課題――社会科学としての地理学の脱皮を期待して」、『政治地理』第1集、日本政治地理学会、1960年
  • 「変質する銀座」、『現代の教養』第1、臼井吉見編、筑摩書房、1966年
  • 『応用地理学とその課題』 谷岡武雄西村嘉助共編、大明堂、1966年
  • 「通勤地獄を診断する」、『現代の教養』第2、臼井吉見編、筑摩書房、1967年
  • 「東京大都市圏の未来図」、『現代の教養』第16、臼井吉見編、筑摩書房、1968年
  • 「日本の地価問題と土地利用の歪曲」、『都市・土地・住宅 創立十周年記念論文集』 日本不動産研究所、1969年
  • 服部銈二郎共著 『大都市の魅力 大都市魅力度調査報告書』 大都市企画主管者会議、1969年
  • 服部銈二郎共著 『都市の魅力』 鹿島研究所出版会〈SD選書 51〉、1970年
  • 田中洋之介述・清水馨八郎述 『新経済社会発展計画について 情報化社会と日本列島都市の将来』 全国都道府県議会議長会事務局〈議会職員執務資料シリーズ no.120〉、1970年7月。
  • 「GNPからPPMへ――文明の進歩と環境破壊」、『朝日放送大学21世紀セミナー 16』 朝日放送企画、朝日ミュージックサービス、1971年 - 録音テープ。
  • 「緑こそ命――緑の日本列島創造」、『生命ある地球 環境週間記念講演集』 環境庁長官官房総務課編集、帝国地方行政学会、1973年
  • 「日本的資源を考える――光と水と土への回帰」、『省資源日本の構図』 日本青年会議所編集、ダイヤモンド社、1974年
  • 「日本の風土と文化」、『日本の英知』 日本教文社〈美しき日本の再建のために 3〉、1975年
  • 「多摩丘陵の二つの人災崖崩れについて」、『日本大学地理学科五十周年記念論文集 関東とその周辺』 日本大学文理学部地理学教室編、日本大学文理学部地理学教室、1975年
  • 清水馨八郎ほか共著 『東京都倒産す 東京はパニックか!!破局を迎えた東京の病巣を鋭くえぐる衝撃の書』 エフプロ出版、1976年
  • 「首都圏における千葉市の性格と課題」、『巨大都市圏における周辺都市』 日本都市学会編、地人書房〈日本都市学会年報 第10号〉、1976年5月。
  • 「成田開港一年の反省と地域及び空港問題今後の課題(報告)」、『航政研シリーズ no.137』 航空政策研究会、1978-1980年3月。
  • 「地理学の社会化――私の地理学と社会への歩み」、『地理学の社会化 清水馨八郎教授退官記念論文集』 千葉大学教育学部地理学研究室編編、大明堂、1985年3月。ISBN 4-470-43019-6

監修[編集]

  • 雨宮敬次郎述 『過去六十年事蹟』 清水馨八郎監修、伊藤東一編纂、武蔵野社、1976年6月、復刻版。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「文明論講座1・2」を担当。イオンド大学・科目講座紹介1
  2. ^ http://hohoemitensi.pro.tok2.com/02yuusikisha/shimizu-keiichirou.htm

外部リンク[編集]