深海獣レイゴー

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深海獣レイゴー』(しんかいじゅうレイゴー)は、林家しん平が監督、原案、企画、脚本を担当した怪獣映画

概要[編集]

2004年にゴジラシリーズが『ゴジラ FINAL WARS』を最後に50年の歴史に幕を下ろした事が皮切りとなった、怪獣特撮映画の低迷に強いショックを受けた林家しん平雨宮慶太原口智生若狭新一を製作スタッフに起用して製作された、新怪獣映画。当初は単館での公開を予定していたが、クロックワークスが配給に付き複数館での公開となった[1]

林家本人は、「ゴジラガメラの中間体の怪獣」・「ゴジラが違う成長過程を送った場合に誕生した怪獣」をコンセプトにして作られた意欲作であり、豪華な俳優をキャストとして起用する・「戦艦大和対怪獣」の夢のコラボ作という事もあり、知る人ぞ知る敢闘作品でもある。

しかし、作品自体は低予算で作成する羽目になっており、その予算の大半をレイゴーや他の生物のギニョールの作成に費やしたため、安物のCG(合成も含む)映像や撮影カメラを使用することとなってしまった。また、舞台や映画出演経験のない人物をキャストとして起用している部分もあり、人間ストーリーの部分は非常にクオリティが低いものとなってしまっている。

しかし、作品全体としての内容がしっかりしており、ゴジラ・ガメラの怪獣映画ファンの心をつかむことに成功したことでDVD化が実現し、実質上の続作『深海獣雷牙(ライガ)』が翌年の2009年に公開された。

因みに本作と同じ時期に、みうらじゅんが監督を務めた怪獣映画『長髪大怪獣ゲハラ』も放映されていた。

ストーリー[編集]

時は太平洋戦争末期、日本海軍の大和以下連合艦隊は南方戦線のトラック泊地に駐留中、敵軍の潜水艦が接近しているのを察知する。大和は先手を打って敵潜水艦に向けて主砲攻撃を行い見事に命中するも、その敵潜水艦の正体は伝説の深海龍「レイゴー」の子供であった。 子供を殺された親は大和以下連合艦隊に復讐の牙を向け、毎夜現れては次々と駆逐艦を沈めていき、連合艦隊を翻弄する。度重なる襲撃に業を煮やした上官達はレイゴー殲滅作戦を計画。その全体指揮として、本土に幼馴染の千恵を残してきた海軍少尉・海堂猛に一任されるのだった…。

怪獣・生物[編集]

深海獣 レイゴー
伝説の深海龍。劇中では親子の2体が登場。
デザインは雨宮慶太、造形は伊藤成昭[1]
深海魚 ボーンフィッシュ
体長2m 体重150kg
龍に似た髑髏の頭部をもった、サメの胴体骨格の姿をした銀色に発光する深海魚。雑食性で性格は凶暴かつ好戦的。
深海性の為レイゴー同様、深海にて行動し夜になると海面に上がることがある。雑食性の為、屍からホオジロザメまでも襲って捕食している。レイゴーとは共生関係にあり、レイゴーの放電で感電した魚を捕食している。
本編ではレイゴー襲撃の前夜に群れをなして連合艦隊を襲撃、甲板にいた兵士たちを手当たり次第に捕食していった。古典的なフラッシュの暗転で表現されたことで、より一層の緊迫感を表現させている。
また、同じ深海魚として「ボーンスカル」という人間の髑髏のような頭部をもったものも作られていたが、結局使用されなかった。

出演者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ2005年5月1日、 46頁、 雑誌コード:01843-05。