海浦駅

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海浦駅
ホーム (2004/09/06)
ホーム (2004/09/06)
うみのうら - Uminoura
肥後田浦 (3.1km)
(3.1km) 佐敷
所在地 熊本県葦北郡芦北町海浦
所属事業者 肥薩おれんじ鉄道
所属路線 肥薩おれんじ鉄道線
キロ程 26.7km(八代起点)
259.0km(門司港起点)
電報略号 オレウミ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1959年(昭和34年)6月1日
備考 無人駅

海浦駅(うみのうらえき)は、熊本県葦北郡芦北町大字海浦38番地にある肥薩おれんじ鉄道線

駅構造[編集]

単式1面1線のホームの無人駅である。ホームには屋根のあるベンチ(簡易待合室)が設置されているのみでトイレは設置されていない。

鹿児島本線時代、1955年に廃止された唐浜駅を除けば唯一の棒線駅であった。

1987年に国鉄からJR九州に経営が移管された際も駅名標が国鉄時代のままで2004年の経営移管までJR九州のものに交換されなかったため、JR九州の営業末期は錆が酷かった。ホームもほとんど舗装されなかったため状態が非常に悪く、ホームの待合室の屋根や柱、ベンチも老朽化で朽ち果てている状態だったが、2004年に肥薩おれんじ鉄道に経営移管されホームのかさ上げ工事が行われた際に駅名標が交換され、ホーム、待合室の屋根、柱、ベンチとも綺麗に整備された。

海浦地区の住宅地と乗り場はホームの上り方にある海浦踏切を通じて繋がっており、利用者は住宅地から踏切を渡って直接ホームに出入りしている。国鉄、JR九州時代は踏切側出入り口とは別にホームから裏手の階段を伝って小規模な駅前広場に通じる出入り口もあり、元々はこちらが本来の出入り口で広場には小さな自転車駐輪場も設置されていた。しかしこちらは住宅地からかなり離れており、さらに坂道な上に線路の下り側を潜って山側に大回りしないと出入り口にたどり着けないため、不便で利用者が少なかった。そのため出入り口に繋がる道や階段は廃道状態で広場も草生している上に大半が藪化しており、駐輪場も全く使われておらず朽ち果てていて危険な状態であるため、おれんじ鉄道に経営移管された際にホームに柵が建てられて現在は通行不可になっている。

駅周辺[編集]

山と八代海に囲まれた狭い土地に位置しており、駅の前後もトンネルに挟まれている。
海側には集落が広がっており、海浦漁港が整備されている。また、国道3号も海側を走っており、産交バスの海浦バス停が置かれている。
山側には旧道の薩摩街道が走っており、駅から約1Km程の位置に登録有形文化財である佐敷隧道が掘られている。(高低差が激しいため、駅からのアクセスは困難。)また、みかんの栽培も盛んである。

当駅は当路線において上田浦駅と並んで行きにくい駅の一つである。乗り場へは国道3号の海浦交差点から山側に入って行く形であるが、駅入口を示す看板は一切無く、道幅も狭く坂道もあり、さらに乗り場が高台で道が入り組んでいるため場所が分かりにくい。
海浦村の住民の請願駅であったため、駅裏手の駅前広場に開業当時に建てられた海浦駅開業記念碑が建てられている。また開業日当日は、村の住民全員が総出で駅の開業を祝ったという。

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

開業時の地名(葦北郡海浦村)が由来。

「海浦」は「田浦」の対義語で、「険しいにすぐ迫っているところの」を意味する地名である。

隣の駅[編集]

肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道線
快速「スーパーおれんじ」・観光列車「おれんじ食堂」
通過
普通
肥後田浦駅 - 海浦駅 - 佐敷駅

関連項目[編集]