海人 (未確認生物)

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広川懈『閑田次筆』より「海人」

海人(かいじん)は、江戸時代の書物『大和本草』や『長崎見聞録』で述べられている未確認生物(UMA)。その名前が示すように、海に住む人間型の生物とされる。

概要[編集]

『大和本草』によれば、姿はほぼ人間に近く、頭髪や眉毛の他に顎鬚があり、四肢の指の間には水掻きがあったとの記述がある。人間が与えた食べ物や飲み物を口にすることは決してなく、また人間のような言葉を話すこともなかったという[1][2]

『長崎見聞録』によればそれらの特徴に加え、、腰の部分の皮膚がひらひらとしていてを思わせたとあり、海から上がって地上にいると、数日間しか生きられなかったという[1]

アシカアザラシのような海獣の類を正体とする説もある[1]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 笹間良彦 『絵で見て不思議! 鬼ともののけの文化史』 瓜坊進編、遊子館〈遊子館歴史選書〉、2005年、188頁。ISBN 978-4-946525-76-6
  2. ^ 貝原益軒. “大和本草 (PDF)”. 中村学園大学図書館. 中村学園大学. p. 10. 2010年3月7日閲覧。