津軽 (小説)
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蟹田駅ホームの記念看板
『津軽』(つがる)は、太宰治の小説。1944年5月から執筆依頼のため、三週間にわたって津軽半島を旅行したもの。同年、小山書店から新風土記叢書(第七編)として刊行。
津軽の地理や人々を描いた紀行文のようにとれるが、研究者の多くは、太宰の周りを前景化し、物語性を持つので、この作品を自伝的小説とみなしている。
目次 |
[編集] あらすじ
私(津島修治)は、久しぶりに故郷・金木町(旧・金木村)に帰ることになった。そのついでに、津軽各地を見て回ることにして、懐かしい人々と再会する。そして小泊村を訪ね、かつて自らの子守りをしてもらった、越野タケを探し当てる。
[編集] 作品背景
相馬正一の研究によれば、作中の竜神様の場面において、タケとは一言も言葉を交わしていなかったとしている。また、運動会の場面において、太宰は一人離れて周りの景色を見ていた。このようにフィクションを練りこんで書いてあるので、一般に小説とされている。
[編集] 行程
東京発 - 青森経由、蟹田泊(中村貞次郎宅) - 三厩泊 - 竜飛泊 - 蟹田泊帰(中村宅) - 金木泊(生家) - 五所川原、木造経由、深浦泊 - 鯵ヶ沢経由、五所川原泊 - 小泊泊 - 蟹田泊(中村宅) - 東京帰着


