油粕

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油粕(あぶらかす、油糟)は、アブラナなどの農作物からを搾り取った残渣である。 主に肥料として、一部は家畜飼料として使われる。

日本で流通している油粕は菜種から油を採った菜種粕(なたねかす)が多い。他に綿の種から油を採った綿実粕(めんじつかす)、実から油を採った茶実粕(ちゃじつかす)、大豆の実から油を採った大豆粕などがある。

菜種油粕の肥料成分は窒素5%程度、リン酸2%程度、カリ1%程度を含有しており、良質な肥料として使用されている。但し、肥料としての効果は分解されてから効果を発揮するため、効果の発現はゆっくりである。また、分解過程で炭酸ガス有機酸等が放出されるため、植物に悪影響がある場合がある。菜種かすを施肥してすぐに植物を移植した場合は、約7日間ほどは生育が抑制される。このため他の有機質肥料と混ぜて発酵させてから用いたり、水を加えて発酵させてから液肥にすることも多い。市販の配合肥料の原料にもされる。

有機栽培農産物のJAS規格に適合する肥料として油粕があるが、採油に化学物質を使用していないなどの条件がある。

また、肥料として調理で使用したてんぷらなどの揚げ油の使わないものを土に撒いて利用することもある。