河豚鍋

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河豚鍋(ふぐなべ)は古典落語の演目の一つ。上方では3代目林家染丸初代森乃福郎、東京では2代目桂小南が演じた。現在でも3代目染丸をはじめ東西多くの落語家によって演じられる。「河豚汁」ともいう。


[編集] あらすじ

 河豚を貰ったので鍋にして食べることになる。出入りの男を呼んで食べさせるが中毒が怖くて手をつけない。「お前はんも食べんのかいな。」「へえ。まず、旦那はんから食べとくんなはれ。」「いや、わしもなあ。・・・」鍋を前に二人が途方にくれていると、折よく物貰いがやってきた。「そんならあいつに食べさせて具合見てやれ。」「そらよろしいな。」と少しだけ与える。様子を見にやると何ともない。まず大丈夫だろうと二人で鍋を平らげる。と、そこへ物貰いがやって来て「旦那さんがたが大丈夫ならゆっくり頂きます。」

[編集] 概説

原作は十返舎一九。2代目林家染丸の作と言う。免許がないと河豚の調理ができない今と異なり、昔は素人で調理していたので、中毒死することが多かった。落語の「らくだ」や芭蕉の句「あら何ともなや昨日は過ぎて河豚と汁」などに伺われる。

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