江頭和彦 (国土交通技官)

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江頭 和彦(えがしら かずひこ)は、日本国土交通技官工学博士国土交通省九州地方整備局長や、福岡市副市長、博多港ふ頭代表取締役社長等を歴任した。産学官連携功労者表彰国土交通大臣賞受賞。

人物・経歴[編集]

九州大学工学部土木工学科卒業後[1]、1971年運輸省入省、京浜外貿埠頭公団配属[2]。1987年福岡市港湾局計画部長[3]。2003年九州大学博士(工学)[4]新潟県港湾空港局長や、運輸省第四港湾建設局長を経て、初代九州地方整備局長。退官後沿岸技術研究センター理事長を経て、2006年福岡市副市長に就任[1][3]。同年から2015年まで博多港ふ頭代表取締役社長を務め[5]コスト削減などにあたった[6]。2014年港湾空間における環境(エコ)ターミナルシステム技術の開発により、善功企春日井康夫らとともに産学官連携功労者表彰国土交通大臣賞を受賞[7]

脚注[編集]

  1. ^ a b 「顔が見える都市づくりが福岡発展の鍵!」~博多港ふ頭(株)・江頭社長 NETIBNEWS2010年8月13日 08:0
  2. ^ 東京都港湾振興協会/江頭氏、港湾経営で講演。博多港ふ頭元社長 日本海事新聞2016年08月24日 デイリー版3面
  3. ^ a b 【ラウンジ】江頭和彦・福岡市副市長/港湾のスペシャリストに期待 日本海事新聞2006年06月06日 デイリー版4面
  4. ^ 江頭, 和彦九州大学 , 博士 (工学) , 乙第7549号 , 2003-03-25
  5. ^ 「博多港ふ頭」社長交代へ ニュースサイトハンター2018年5月17日 08:45
  6. ^ 「海運会社にトップ営業 博多港 成長への航路(下) 江頭和彦・博多港ふ頭社長に聞く」 2012/8/24 13:22日本経済新聞
  7. ^ 産学官連携功労者表彰における「国土交通大臣賞」の受賞者の決定について 国土交通省