江戸家猫八

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

江戸家 猫八(えどや ねこはち)は、動物声帯模写をする物真似師の名跡。猫八の名は、8種類のネコの鳴き真似をした江戸時代の物乞いの呼び名に由来する[1]。尚、岡田信吉の猫八は俗に初代と言われるが、同じく鳥獣物真似、声帯模写で売った東京亭猫八という人物が存在した。

  1. 東京亭猫八 - (1843年 - 1898年7月30日)初めは大道でを売りながら動物の鳴きまねをしたが、後に明治10年代に東京亭猫八の名で寄席の高座へ出るようになり、さらに、恐らく明治20年代には初代三遊亭圓遊の門に入り三遊亭猫八の名で鳥獣物真似のほかに手品も演じて人気を取った。
  2. 俗に初代 江戸家猫八 - (1868年3月 - 1932年4月6日)本名:岡田信吉。もと歌舞伎役者で片岡市蔵門で片岡市之助を名乗る女形だった。元は3代目柳家小さんの預かり弟子。
  3. 2代目 江戸家猫八 - (1912年7月6日 - 1986年5月25日)本名:長谷川栄太郎。後に木下華声に改名。
  4. 3代目 江戸家猫八 - (1921年10月1日 - 2001年12月10日)本名:岡田六郎。初代江戸家猫八の六男。
  5. 4代目 江戸家猫八(予定。現・江戸家小猫。) - (1949年11月30日 - ) 本名:岡田八郎。3代目の長男。3代目の死去後猫八は父の名として残したいという気持ちや、父の芸の域に達していない等の理由から襲名を見送っていたが、還暦を迎えることを機に2009年11月襲名すると発表した。

[編集] 出典

[編集] 脚注

  1. ^ ただし、初代猫八を発掘した人物の息子であり、二代目をついだ木下華声の著書『芸人紙風船』によると、「昔、八人芸で『猫八』という芸人がいたことと、講談に登場する『江戸家虎五郎』という人物から、華声の父が命名した」という。
Disambiguation
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの言葉や名前が二つ以上の意味や物に用いられている場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。