永田和宏

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永田 和宏(ながた かずひろ、1947年5月12日 -)は、日本の歌人細胞生物学者。京都産業大学教授、京都大学名誉教授。短歌結社「」主宰。夫人は歌人の河野裕子。長男永田淳、長女永田紅も歌人。理学博士(京都大学、1979年)。滋賀県出身。

目次

[編集] 歌人としての活動

京都大学在学中に短歌を始め、高安国世に師事した。初期の歌風は前衛短歌の影響を色濃く受け、時に口語も生かした青春歌や科学者的な世界把握を持ち味とした。後にはそれを消化し、身辺に取材した平明なものに変化してきている。師の影響から新仮名での作歌を行っていたが、2008年より旧仮名に転向した。「短歌合わせ鏡の説」(『表現の喫水』)に代表される明晰な理論家としても現代歌壇の中心に位置している。

[編集] 略歴

  • 1966年 京都府立嵯峨野高等学校卒業
  • 1966年 京都大学理学部物理学科入学、京都大学短歌会入会
  • 1967年 「塔」入会、同人誌「幻想派」創刊に参加
  • 1971年 京都大学卒業、森永乳業入社、中央研究所研究員として勤務
  • 1975年 第一歌集『メビウスの地平』刊行
  • 1976年 森永乳業退社、京都大学結核胸部疾患研究所(現・再生医科学研究所)研修員
  • 1979年 京都大学結核胸部疾患研究所講師
  • 1984年 米国国立がん研究所客員助教授(1986年まで)熱ショックタンパクHSP47を発見
  • 1986年 帰国。京都大学結核胸部疾患研究所教授(細胞化学研究部門)
  • 1988年 京都大学胸部疾患研究所教授(細胞調節学研究部門 細胞生物学分野)
  • 1998年 京都大学再生医科学研究所教授(生体機能学研究部門 細胞機能調節学分野)
  • 2008年 秋田大学工学資源学部生命化学科客員教授(基礎生命化学講座 分子生物学分野)
  • 2010年 京都産業大学総合生命科学部教授・学部長

[編集] 受賞歴

[編集] 著書

  • 歌集『メビウスの地平』 茱萸叢書、1975年
  • 歌集『黄金分割』 沖積舎、1977年
  • 評論集『表現の吃水 -定型短歌論』 而立書房、1981年
  • 歌集『無限軌道』 雁書館、1981年
  • 評論集『喩と読者』 而立書房、1986年
  • 歌集『やぐるま』 雁書館、1986年
  • 時評集『同時代の横顔』 砂子屋書房、1991年
  • 歌集『華氏』 雁書館、1996年
  • 歌集『饗庭』 砂子屋書房、1998年
  • 歌集『荒神』 砂子屋書房、2001年
  • 歌集『風位』 短歌研究社、2003年
  • 歌集『百万遍界隈』 青磁社、2005年
  • 歌集『後の日々』 角川書店、2007年
  • 『作歌のヒント』 NHK出版、2007年
  • 『タンパク質の一生』 岩波新書、2008年
  • 『言葉のゆくえ』坪内稔典と共著、京都新聞出版センター、2009年
  • 歌集『日和』 砂子屋書房、2009年
  • エッセイ『もうすぐ夏至だ』 白水社、2011年

[編集] 関連書籍

  • 『永田和宏』(シリーズ・牧水賞の歌人たちVol.3) 青磁社、2008年

[編集] 外部リンク

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