永和県

	中国地名の変遷
建置	漢代
使用状況	永和県
前漢	狐讘県
後漢	狐讘県
三国	狐讘県
西晋	狐讘県
東晋十六国	狐讘県
南北朝	廃止（北魏）; 臨河県（北魏）
隋	永和県
唐	永和県
五代	永和県
北宋/遼	永和県
南宋/金	永和県
元	永和県
明	永和県
清	永和県
中華民国	永和県
現代	永和県

中華人民共和国山西省永和県
	県内の山地風景県内の山地風景
	臨汾市中の永和県の位置臨汾市中の永和県の位置
簡体字	永和
繁体字	永和
拼音	Yǒnghé
カタカナ転写	ヨンホー
国家	中華人民共和国
省	山西
地級市	臨汾市
行政級別	県
建置	前漢
改称	598年
面積
総面積	1,212 km²
人口
総人口(2008)	5.52 万人
経済
電話番号	0357
郵便番号	041400
行政区画代碼	141032
	公式ウェブサイト： http://www.sxyh.gov.cn/

永和県（えいわ-けん）は中華人民共和国山西省臨汾市に位置する県。

地理[編集]

永和県は山西省南西部、臨汾市の北西端に位置する。県北川には呂梁山が聳える。

歴史[編集]

前漢により河東郡の下部に設置された狐讘県を前身とする。狐讘県は南北朝時代の436年（太延2年）、北魏により廃止されている。その後北斉により永和鎮が設置され、北周になると臨河郡の下部に臨河県を新設、永和鎮をその管轄とした。598年（開皇18年）、臨河県は隋代により永和県と改称された。

1958年に廃止となり呂梁県に編入されたが、1961年に再設置され現在に至る。

行政区画[編集]

鎮:芝河鎮、桑壁鎮
郷:乾坤湾郷、望海寺郷、坡頭郷、楼山郷

経済[編集]

県の経済は農業が中心である。主要作物は小麦、トウモロコシ、コーリャン等であり、その他に綿花やナツメ等の商品作物も生産されている。近年は果樹栽培なども行われている。工業分野では酒造業、食品加工業、建材製造などがある。