水村美苗
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水村 美苗(みずむら みなえ)は、日本の小説家、評論家。夫は東京大学経済学部教授岩井克人氏。
[編集] 来歴・人物
東京都生まれ。父親の仕事の関係で12歳の時に渡米。ボストン美術学校、イェール大学仏文学専攻、イェール大学大学院仏文科博士課程修了。ポール・ド・マンの教えを受ける。
プリンストン大学講師、ミシガン大学客員助教授、スタンフォード大学客員教授として、日本近代文学を教える。
プリンストン大学で教鞭を執る傍ら日本語で小説を書き始める。夏目漱石の遺作『明暗』にあった未解決の部分を丁寧に完結させた第一作『續明暗』は、芸術選奨新人賞を受賞した。欧文が部分的に混在する横書きで、自伝を重ねた第二作『私小説 from left to right』は、野間文芸新人賞を受賞した。エミリー・ブロンテ著『嵐が丘』を戦後日本の舞台に書き換えた第三作『本格小説』は、読売文学賞を受賞した。
[編集] 著書
- 『續明暗』 筑摩書房 1990年 (芸術選奨新人賞) のち新潮文庫 ISBN 4101338116
- 『私小説 from left to right』 新潮社 1995年 (野間文芸新人賞) のち新潮文庫 ちくま文庫 ISBN 4480425853
- 『手紙、栞を添えて』 朝日新聞社 1998年 (辻邦生との往復書簡) のち朝日文庫 ISBN 4022642718
- 『本格小説』 新潮社 2002年 (読売文学賞受賞) のち新潮文庫 上 ISBN 4101338132 下 ISBN 4101338140
- 『日本語が亡びるとき』 筑摩書房 2008年 ISBN 4480814965
- 『日本語で読むということ』 筑摩書房 2009年 ISBN 9784480815019
- 『日本語で書くということ』 筑摩書房 2009年 ISBN 9784480815026


