水戸納豆
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水戸納豆(みとなっとう)は、納豆のブランド名。水戸の納豆の総称ではない。
[編集] 概要
今日の主流である小粒大豆を使用したのが特徴である。
水戸の納豆の歴史は古く、源義家が1083年に、奥州に向かう途中、水戸市渡里町の一盛長者の屋敷に泊まった折に馬の飼料である煮豆の残りから納豆ができた、といわれている[1]。
水戸地方では、元々各農家が自家製の納豆を食していた。それを近代的食品工業として製造技術を確立、また近代的マーケティングによって販路を拡大したのが、明治創業で水戸の納豆の発祥といわれる「天狗納豆」である。水戸納豆が全国区のブランドとなったのは、明治から大正、昭和初期にかけてであり、口コミで広まった。
なお、水戸納豆という呼称では、天狗納豆(総本家・元祖)とは別に水戸納豆製造株式会社という会社もある。
[編集] 沿革
水戸にある天狗納豆(総本家=株式会社笹沼五郎商店)に関する沿革を以下に記す。
- 1889年(明治22年) - 江戸末期生まれの初代笹沼清左衛門が「天狗納豆」のブランドで水戸市柵町(現:三の丸3丁目)に創業。
- 大正時代 - 初代清左衛門・二代目清左衛門が事業を展開。
- 昭和時代 - 戦後、三代目五郎が事業継承。
- 1956年(昭和31年) - 有限会社化し、有限会社笹沼五郎商店となる。
- 1992年(平成4年) - 株式会社化し、株式会社笹沼五郎商店となる。その後も増改築を重ね、現代に至る。納豆展示館もその内の一つであり、納豆の歴史などについて展示されている。