水戸室内管弦楽団
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水戸室内管弦楽団(みとしつないかんげんがくだん、Mito Chamber Orchestra: MCO)は、茨城県水戸市にある水戸芸術館専属の日本の室内オーケストラである。
世界的に活躍している25名の日本国籍の音楽家及び4名のその他の国籍の音楽家が構成員となっている。
目次 |
[編集] 概略
1990年、水戸芸術館の専属楽団として、館長吉田秀和の提唱により開館と同時に設立された。水戸芸術館コンサートホールATMで、年4回程度の定期演奏会を行っている。定期演奏会は小澤征爾指揮による演奏会、客演指揮者による演奏会、ソリストを迎えての演奏会、指揮者を置かないメンバーのみのアンサンブルによる演奏会の4つの柱を基本に構成されている。2009年現在、定期演奏会は75回を数える。定期演奏会は通常同一曲目で2~3日間行われる。
[編集] 演奏陣
国内トップの演奏家が集まる。サイトウキネン・オーケストラの上位に、他の名手又は国外オーケストラから加わる。著名人ではフルートの工藤重典、ハープの吉野直子(正規メンバーではない)、オーボエの宮本文昭、チェロの堤剛や堀了介、ヴィオラの今井信子など大物が揃う。海外からはベルリン・フィルのバボラークやケルン放送交響楽団のイェンセンが加わることが多い。他にもチェコやフランス、ドイツから優秀な奏者が加わる。基本的に全奏者が一流のため、コンサートマスターや首席奏者制度はないが、コンマス(コンミス)は安芸晶子、潮田益子、豊嶋泰嗣、宗倫匡がほとんど切り回している。またヴァイオリンに1st,2ndの区別を付けず、配置は曲に応じて毎度変わる。また楽員は公演毎に微妙に入れ替わりがある。
[編集] 指揮者陣
音楽顧問・指揮者は小澤征爾であり、ほぼ毎年出演している。以前は若杉弘が頻繁に指揮した。小澤の師弟に当たる準・メルクルは2004年にデビューし、絶賛を博した。その後2006年、2008年、2009年と指揮台にのぼり、近年唯一の常連となっている(2010年も登場が決まっている)。他にパイヤール、バルシャイ、ピノック等、室内楽の達人が登壇している。基本的に指揮者なしでも演奏が可能であり、年間の半分は指揮者なしで公演を行う。2008年は小澤征爾が率いてヨーロッパツアーを行う予定であったが、小澤が急病のためリタイアする。その後小澤はメータ、バレンボイム、ムーティ、ブーレーズ、エッシェンバッハ等に代役を依頼したものの都合つかず、やむなく小澤は指揮者なしでツアーを強行させるよう指示し、成功に導いたという逸話がある(ただし細川俊夫の曲はバボラークが指揮を買って出た)。
[編集] レパートリー
編成に限りがあるが、手広くカバーしている。古典中心に小編成の曲が多いが、小澤やメルクルが振るときはラヴェル、ドビュッシー、R.シュトラウスなどを頻繁に取り上げ、レパートリーの拡充にも余念がない。協奏曲など伴奏も多く、ボストリッジなどの超大物も共演している。なお選曲はオーケストラのメンバーで決定している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 水戸芸術館 - メンバー記事有り


