民族衣裳文化普及協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
民族衣裳文化普及協会
設立 1977年9月
種類 一般財団法人
法人番号 5013305000691 ウィキデータを編集
本部 東京都中央区八重洲1-6-2 八重洲一丁目ビル3F
会長 水島恭愛
ウェブサイト www.wagokoro.com ウィキデータを編集
テンプレートを表示

一般財団法人民族衣裳文化普及協会(いっぱんざいだんほうじん みんぞくいしょうぶんかふきゅうきょうかい)は、1977年(昭和52年)に設立された日本の民族衣裳の伝統・継承や発展を目的とする法人である。名誉総裁は三笠宮崇仁親王妃である崇仁親王妃百合子。元文部科学省所管。

年表(沿革)[編集]

  • 1977年(昭和52年) - 文部大臣の認可を受けて、財団法人「民族衣裳文化普及協会」を設立。
  • 1978年(昭和53年) - 機関紙「きものと生活文化」第1号を発行
  • 1979年(昭和54年) - 崇仁親王妃百合子(三笠宮崇仁親王妃)を名誉総裁として推載
  • 1980年(昭和55年) - 日本オランダ文化交流展(ライデン民族博物館)に派遣
  • 1981年(昭和56年) - 駐日アメリカ大使マンスフィールド夫人を招き文化講座「江戸の里神楽」開催
  • 1983年(昭和58年) - 無料公開講座「女性文化大学」を東京・名古屋にて初公開
  • 1985年(昭和60年) - 国際科学技術博覧会にて「時代祭=着物今昔」開催
  • 1986年(昭和61年) - 文化庁主催第1回国民文化祭の生活文化フェスティバル・民族衣裳部門を東京にて共催
  • 1987年(昭和62年) - オーストラリア・クインズランドジャパンフェスティバル'87「祭」にて「きものショー」開催
  • 1989年(平成元年) - 会報「きもの文化」発行開始。(年2回発行)
  • 1993年(平成5年) - 多摩東京移管100周年を記念して「女性文化大学」を国営昭和記念公園にて開催
  • 1994年(平成6年) - トルコ共和国イスタンブール・ジャパンフェスティバル'94」に参加
  • 2001年(平成13年) - 名古屋能楽堂にて「女性文化講座」悠久の宴・千年の恋を実施
  • 2002年(平成14年) - ハワイ大学セミナーをハワイ島ヒロで開催し、日本文化集中講座を実施
  • 2003年(平成15年) - イリノイ大学とシカゴ美術館に招かれ夫々王朝装束を中心に「きものショー」開催
  • 2005年(平成17年) - 2005年日本国際博覧会(愛・地球博、愛知)へ参加協力
  • 2006年(平成18年) - イタリア・ミラノ「きものイベントツアー」ワークショップを開催
  • 2008年(平成20年) - フランス・パリにて源氏物語千年紀記念「十二単きものショー」開催
  • 2009年(平成21年) - 「ゆかたキレイコンテスト'09」を東京・浅草花やしきで開催

協会の理念[編集]

  1. 日本の伝統文化を継承する使命に立ち、広い知識と卓越した技術、崇高なる精神、そして豊かな教養を兼ね備えた教育者を育成します。
  2. 日本の伝統文化を各地域の特性と融合しつつ深く広く根を張り、そこに住む人々との触れ合いを通じて、地域に伝統文化の輪を広げます。
  3. 日本の伝統文化を核として、グローバルな視点に立ち、民族、国境を越えた恒久的平和文化運動を推進し、民間外交として世界平和の一翼を担います。

事業計画[編集]

  1. 民族衣裳に関する講座、講演会、展示会等の開催
  2. 民族衣裳に関する資料の収集、整備、公開
  3. 民族衣裳およびその伝統技術研究者、伝承者への助成・援助
  4. 民族衣裳およびその伝統技術に関する調査・研究
  5. 民族衣裳に関する出版物の刊行
  6. 民族衣裳に関する文化交流
  7. 民族衣裳に関する知識および技能の研修
  8. その他、目的を達成する為に必要な事業

関連項目[編集]

外部リンク[編集]