母系制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
母系社会から転送)
移動: 案内検索

母系制(ぼけいせい)とは、母方の血筋によって家族や血縁集団を組織する社会制度であり、概ね次のような特徴を持つ。対義語には父系制がある

  • 母方の血筋をたどる(母系出自)
  • 母方の財産を相続する(母系相続)
  • 結婚後も夫婦は別居、もしくは妻方(母方)の共同体に居住する(母方居住制)
  • 農耕社会に多く見られる[要出典]

母系制は継承、相続が母方の血縁によることだけを意味するので、よくある母権制的な理解は誤り。むしろ、政治的な支配権は母の兄弟や長女の夫が持つ場合が多い。

社会制度とは少々異なるが、エジプトのファラオの継承制度もこれに近しい形態をとっている。

日本鎌倉時代以前は、母系制社会であった。[1]

出典[編集]

  1. ^ 高群逸枝 『日本婚姻史』至文堂、1963年5月30日、10頁-11頁「日本婚姻史表」

関連項目[編集]