殳部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2013年4月5日 (金) 21:52個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 4 件をウィキデータ上の (d:Q132715 に転記))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

康熙字典 214 部首
歹部 殳部 毋部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

殳部(しゅぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では79番目に置かれる(4画の19番目)。

殳の字は刃のない棒状の戈(『詩経』毛伝の説)、あるいは棒をもって人を殴り殺すこと(『説文解字』の説)を意味する。「」の字は右手の象形である。偏旁の意符としては、殴打、破壊、攻撃に関することを示す。

殳部は上記の偏旁を構成要素にもつ漢字を収める。

部首の通称

  • 日本:ほこ、ほこづくり、るまた(上部の「几」が片仮名の「ル」に見えたことから「るまた」(ル又)という俗称が付けられた)
  • 韓国:갖은등글월문부(gajeun deunggeulwolmun bu、いろいろなの部)
  • 英米:Radical weapon

部首字

例字