殺鼠剤
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殺鼠剤(さっそざい)とは、ネズミを駆除する目的で作られた薬剤である。通常は毒餌の形で、投与するが、ほかに、粉剤を巣に吹き込んで全滅させる方法などがある。農地や山林、貯穀倉庫等で農作物に加害するノネズミを駆除するための製剤は農薬として、家庭や事業所で家ねずみを駆除するための製剤は防除用医薬部外品として扱われる。後者のうち、畜舎やその周辺で使用されるものは動物用医薬部外品として扱われる。
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作用 [編集]
数度の食餌に分けて駆除する累積毒剤と、一度の食餌で駆除する急性毒剤に大別される。
- 前者の累積毒剤は、数度に分けて継続的に摂取させる必要があるが、誤食に対する安全性が高いため、一般的に利用されている。クマリン系のクマテトラリル、ワルファリンなどが代表的である。
- 後者の急性毒剤は、薬剤の毒性が強く扱いが難しい。黄燐(猫いらず[1]として有名)、リン化亜鉛、ノルボルマイド、シリロシド、タリウム、硫酸タリウム、α-ナフチルチオウレア、モノフルオロ酢酸ナトリウムなどが代表。クマリン系の新しい薬剤でジフェチアロール、ジフェチアロンがある。
法規制 [編集]
家庭で家ねずみを駆除する目的のものは薬事法で、農地で野ねずみを駆除目的のものは農薬取締法で管理されており、成分、販売、取り扱いなどに関する規定がある。農薬の殺鼠剤を家庭で使うなど、目的外の使用をしてはならない。