段素興

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段素興
大理
第10代王
王朝 大理
在位期間 1041年 - 1044年
姓・諱 段素興
諡号 天明皇帝
生年 不詳
没年 1044年
年号 聖明 : 1042年 - 不詳
天明 不詳 - 1044年

段 素興(だん そこう)は、大理国の第10代王。段素真の孫。

広壮な宮室を東京に営み、多くの草花を植えて楽しんだ。春には堤の上にのぼって黄色い花を植え、繞道金稜と名づけ、雲津橋の上には白い花の種をまき、縈城銀稜と名づけた。政治に関心を持たず、昼夜を問わず酒宴と行楽に没頭し国人の不満を高めた。1044年、廃位された。

先代
聖徳帝
大理国
第10代:1041年-1044年
次代
孝徳帝