死者の書

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『死者の書』(ししゃのしょ)と呼ばれる宗教的な書には、古代エジプトのものと、チベットのものが知られている。

  1. 死者の書(英語綴りBook of the Dead)は古代エジプトで死者とともに埋葬されたパピルスの巻き物。死者の霊魂が肉体を離れてから冥府の国に入るまでの過程を描いたもので、コフィンテキストとしても存在する。心臓天秤にかける死者の裁判の章は有名である。秤の目盛りを見つめるのはアヌビス神。また、秤には真実の羽根と死者の魂がそれぞれ乗っており、死者が真実を語ればオシリスの治める死後の国へ、嘘偽りであればアメミットという魂を食らう鰐に似た怪物に食べられるというシーンも描かれている。あの世とこの世の中間を「ドゥアト」と呼ぶ。おもに、絵とヒエログリフという神聖文字で構成されている。
  2. チベット死者の書チベット仏教の教典。英訳本が出版されて各国語訳も出回り、日本ではこれをモチーフにしたDVD番組も発売された。
  3. 死者の書』は、釈迢空による小説で、古代エジプトにおける死者の書を古代日本に舞台を置き換えて話を展開している。
  4. 3を原作とした川本喜八郎の人形アニメーション。
  5. 寺山修司1974年に出版した評論集のタイトル。
  6. 3をもとにした野田暉行の無伴奏混声合唱曲。
  7. ジョナサン・キャロル1980年に発表した小説(The Land of Laughs)の日本語版タイトル(東京創元社。浅羽莢子訳)。
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