歳寒三友

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趙孟堅中国語版『歳寒三友図』、13世紀。
辺景昭中国語版花鳥画、『三友百禽図』、15世紀。

歳寒三友(さいかんのさんゆう)は、代より始まった、中国文人画で好まれる画題のひとつであり、具体的にはの三つをさす。三つ一緒に描かれることも多いが、単体でも好んで描かれる。日本では「松竹梅(しょうちくばい)」と呼ばれる。

松と竹は寒中にも色褪せず、また梅は寒中に花開く。これらは「清廉潔白・節操」という、文人の理想を表現したものと認識された。日本に伝わったのは平安時代であり、江戸時代以降に民間でも流行するが、「松竹梅」といえば「目出度い」ことの象徴と考えられており、本来の、中国の認識とは大きく異なっている。

始原と考えられているのは、中国の宋代において、文同蘇軾等が竹を水墨画の主題として描き始め、後、梅・・松と画題の広がりを見せていく。その中でも、松・竹・梅の三者が前記理由で特に頻繁に取り上げられていくのである。代には、陶磁器に描かれる主題としても好まれるようになる。日本においては、主に陶磁器・漆器染織に描かれることが多い。また、門松雛飾りそして婚礼出産等の慶事に用いられる主題として民間に定着し、「鶴亀」等の主題と組み合わせて用いられることもある。

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