武州長瀬駅

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武州長瀬駅
駅舎(2013年10月)
ぶしゅうながせ
Bushu-nagase
TJ 43 川角 (2.0 km)
(1.0 km) 東毛呂 TJ 45
地図
所在地 埼玉県入間郡毛呂山町若山一丁目62-1
北緯35度56分31.03秒 東経139度19分31.38秒 / 北緯35.9419528度 東経139.3253833度 / 35.9419528; 139.3253833 (武州長瀬駅)座標: 北緯35度56分31.03秒 東経139度19分31.38秒 / 北緯35.9419528度 東経139.3253833度 / 35.9419528; 139.3253833 (武州長瀬駅)
駅番号 TJ44
所属事業者 東武鉄道
所属路線 越生線
キロ程 7.6 km(坂戸起点)
電報略号 ナガ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]3,693人/日
-2022年-
開業年月日 1938年昭和13年)10月1日
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北口(2013年10月)

武州長瀬駅(ぶしゅうながせえき)は、埼玉県入間郡毛呂山町若山一丁目にある、東武鉄道越生線である。駅番号TJ 44

歴史[編集]

旧駅舎(2004年11月)

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。南口・北口・ホームと改札階を連絡するエレベーター、多機能トイレが設置されている。当駅から東毛呂駅までは複線区間である。

駅開設時は東毛呂駅側の踏切反対側に駅があったが、1960年(昭和35年)に武蔵野霊園が開園するのに合わせて1959年(昭和34年)に現在地に移動して駅員配置駅となった。また、長らく単式ホーム1面1線の棒線駅で線路の南側にホームがあったが、1987年(昭和62年)の当駅 - 東毛呂駅間の複線化にあわせて現在の2面2線のホーム構造となり交換駅となった。

このように当駅は武蔵野霊園の開設が発展に繋がった駅で、現在も一部が駅前通りとなっている踏切付近から武蔵野霊園に伸びる直線道路はその時に出来たもので、橋上駅舎になるまで南側に出口があったのはこのためである。

駅北側周辺で北口駅前広場や駅前通り(都市計画道路長瀬駅前野久保線)新設を含めた土地区画整理事業が行われている。また、北口開設および自由通路の設置を含めた橋上駅舎への建替工事が行われ、2013年10月に完成した。

坂戸駅管区傘下にある駅長配置駅で、越生線全駅(坂戸駅を除く)を管理する[2]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先[3]
1 TJ 越生線 下り 越生方面
2 上り 坂戸方面
  • 坂戸から先の東上本線は、坂戸駅で乗り換えとなる。

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗降人員は3,693人である[東武 1]

近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。

年度 1日平均
乗降人員
2015年(平成27年) [東武 2]4,563
2016年(平成28年) [東武 3]4,491
2017年(平成29年) [東武 4]4,496
2018年(平成30年) [東武 5]4,461
2019年(令和元年) [東武 6]4,353
2020年(令和02年) [東武 7]3,074
2021年(令和03年) [東武 8]3,293
2022年(令和04年) [東武 1]3,693

駅周辺[編集]

南口・北口の駅前広場にはロータリーがあり、タクシーバスの発着が可能である。周辺は住宅地である。近隣には城西大学明海大学日本医療科学大学埼玉医科大学が所在し、学生の居住も多い。

バス路線[編集]

駅南側に「武州長瀬駅(南)」停留所、駅北側に「武州長瀬駅(北)」停留所があり、もろバスの循環バス(毛呂山町役場を基点とする循環路線)が経由する。なお、日曜・祝日と年末年始12月29日 - 翌年1月3日)は全便運休となる[4]

隣の駅[編集]

東武鉄道
TJ 越生線
川角駅 (TJ 43) - 武州長瀬駅 (TJ 44) - 東毛呂駅 (TJ 45)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 鉄道省監督局「地方鉄道、軌道事業の現況並に異動」『電気協会雑誌』第203号、日本電気協会、1938年11月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 鼠入昌史 (2020年12月5日). “東武越生線、単なる「枝線」と呼べない実力路線”. 東洋経済オンライン (東洋経済新報社). https://toyokeizai.net/articles/-/392871 2021年9月16日閲覧。 
  3. ^ 武州長瀬駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年6月4日閲覧。
  4. ^ 折込み もろバス時刻表” (PDF). 毛呂山町. 2023年3月11日閲覧。
東武鉄道の1日平均乗降人員
  1. ^ a b c 東武鉄道株式会社. “駅情報(乗降人員)”. 2023年8月5日閲覧。
  2. ^ 東武鉄道株式会社. “駅情報(乗降人員)”. 2017年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月5日閲覧。
  3. ^ 東武鉄道株式会社. “駅情報(乗降人員)”. 2018年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月5日閲覧。
  4. ^ 東武鉄道株式会社. “駅情報(乗降人員)”. 2019年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月5日閲覧。
  5. ^ 東武鉄道株式会社. “駅情報(乗降人員)”. 2019年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月5日閲覧。
  6. ^ 東武鉄道株式会社. “駅情報(乗降人員)”. 2020年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月5日閲覧。
  7. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2021年12月15日アーカイブ分)、2022年8月13日閲覧
  8. ^ 東武鉄道株式会社. “駅情報(乗降人員)”. 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]