橋本 (八幡市)

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遊郭の面影を残す橋本の街並み
地図
大阪府との付近に位置する

橋本(はしもと)は京都府八幡市の地名である。

概要[編集]

山城国の西端、淀川左岸、石清水八幡宮の西に位置し、古くは山崎橋の最寄りであったことが地名の由来とされる。宇治川木津川桂川の合流箇所に近い。

1910年(明治43年)4月、京阪本線開通と同時に橋本駅が開業した。橋本地域は八幡市の中でも宅地開発が早く進み、人口の多い地域である[1]

旧橋本遊廓[編集]

江戸時代には京街道の宿場町として栄えた。明治以降は遊廓となる。大正初年には貸座敷20軒、娼妓42人、芸妓43人であった[注釈 1]

1958年昭和33年)3月15日売春防止法施行により赤線(旧遊廓)は廃止となった。現在は住宅地となっており建替えも進んでいるが、当時の面影を残す街並みが残っている。(現在の橋本中ノ町、橋本小金川付近)

交通[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 1913年時点[2]

出典[編集]

  1. ^ 橋本公民館”. 八幡市公式サイト (2014年3月27日). 2021年12月10日閲覧。
  2. ^ 京都府誌 下. 京都府. (1914). p. 383. NDLJP:1229671/274 

関連項目[編集]

座標: 北緯34度52分54.01秒 東経135度41分2.76秒 / 北緯34.8816694度 東経135.6841000度 / 34.8816694; 135.6841000