橋本紡
| 橋本 紡 | |
|---|---|
| ペンネーム | 橋本 紡 (はしもと つむぐ) |
| 誕生 | 1967年??月??日 三重県 |
| 職業 | ライトノベル作家・小説家 |
| 活動期間 | 1997年 - |
| 代表作 | 『半分の月がのぼる空』 |
| 主な受賞歴 |
『猫目狩り』
|
| 処女作 | 『猫目狩り』 |
橋本紡(はしもと つむぐ、1967年 - )は、三重県伊勢市生まれの作家。ライトノベルを中心に執筆していたが、最近は一般向けの著作が多い。血液型AB型。
目次 |
[編集] 来歴
上京して家を出るために東京の大学に入学したが、授業に関わることなく即座に中退。その後は友人の家に居候しながらフリーター生活をしていたが、暇つぶしに読書を続けるうちに作家を志し、1997年に第4回電撃ゲーム小説大賞にて『猫目狩り』で金賞を受賞後、同作品でデビューする。『バトルシップガール』『リバーズ・エンド』とSF的なものを中心に執筆していたが、近作は平穏な現代風の世界を舞台にした作品が多い。「最大のファンタジーとは日常である」とも語っている[1]。人の感情描写が巧く、人と人の交流を優しく描いた切なく哀しい雰囲気が特徴であるが、時として残酷な文章に読み手は惹かれてゆく。大の猫好きで、作品中には猫が頻繁に登場する。
代表作でもある『半分の月がのぼる空』は、ドラマCD化された後、TVアニメ化、実写ドラマ化もされた(テレビ東京)。その後再度ドラマCD化されている。2010年4月3日には実写映画が公開された。さらに2010年4月には、『完全版 半分の月がのぼる空』としてリメイク、アスキー・メディアワークス社より上下巻構成の単行本で刊行。
作品のほとんどは電撃文庫で出版されていたが、『君と僕の歌』、『半分の月がのぼる空』はビジュアルノベルの単行本として、『猫泥棒と木曜日のキッチン』はハードカバーで発売されるなど、最近は文庫以外でも作品を発表している(最近の著書はほとんどがハードカバーである。現在、「野性時代」に『サイドチェンジ』、「小説すばる」に『葉桜』、「新刊展望」に『家飯Recipes of my life』を連載している)。
また、若者の活字離れが叫ばれている中、「本を読む、作ることの楽しさを伝えたい」といった本人の願いにより、全国各地の学校図書館の図書便りにボランティアとして『図書館が、ここに。』を連載している(学校側に原稿料などはかからない)。このプロジェクトには、全国各地の中学校・高等学校のうち、およそ200校が参加している[2]。
さらに『流れ星が消えないうちに』は、2007年2月、ベネッセによる「高2進研プロシードテスト模試」に出題された。
『橋をめぐる』を発売した翌年(2009年)には、一部の私立中学及び高校入試へ出題が殺到、東京都立高校入試においては、同作品中の「永代橋」が出題された。
2008年よりコバルト・ノベル大賞、ロマン大賞の選考委員を、三浦しをん、古川日出男らと務める。
[編集] 作品リスト
メディアワークス刊
- 猫目狩り(上・下)
- バトルシップガール(1巻〜6巻、SP)
- リバーズ・エンド(全6巻)
- 毛布おばけと金曜日の階段
- 半分の月がのぼる空(全8巻)
- 半分の月がのぼる空 one day(ビジュアルノベル)
- 半月-HANGETSU-(小説挿絵担当山本ケイジの「半分の月がのぼる空」の画集。書き下ろし短編小説「花冠」を収録)
- 君と僕の歌
- 猫泥棒と木曜日のキッチン
- 完全版 半分の月がのぼる空(上・下)
新潮社刊
- 流れ星が消えないうちに
- 空色ヒッチハイカー
- もうすぐ
光文社刊
角川書店刊
講談社刊
集英社刊
[編集] 単行本未収録・未刊行作品
※一覧は2011年1月現在
(連載中)
- 図書館が、ここに。
- ふれられるよ今は、君のことを(『文藝春秋』2011年7月号~)
(完結)
- 家飯 Recipes of my life(『新刊展望』2007年7月号~2009年6月号)
- 図書館近くの鯛焼き屋(『ダ・ヴィンチ』2008年2月号~2008年5月号)
- ハチミツ(『小説新潮』2011年2月号~2011年8月号)
(休載中)
- サイドチェンジ(『野性時代』2008年12月~2009年5月号)
- 明日、雨があがったら(『小説トリッパー』2009年夏季号~秋季号)
(読切)
- 闇をなでる(『小説現代』2006年7月号)
- アンダーラップ(『野性時代』2006年12月号)
- しのび雨(『小説新潮』2008年2月号)
- あの浜で、わたしたちは(『小説現代』2008年4月号)
- エッジ(『別冊コバルト』2008年6月号)
- フレンズキス(『小説推理』2008年11月号)
- この本に、あの人に。(『ダ・ヴィンチ』2009年4月号)
- ガールズ・キス(『小説推理』2009年8月号)
- 落影(『小説現代』2009年9月号)
- パストデイズ・キス(『小説推理』2009年11月号)
- 蕎麦前(『小説新潮』2010年1月号)
- 蝶(『小説新潮』2010年10月号)
- ばらちらし(『小説すばる』2010年10月号)
[編集] アンソロジー
- 鋳物の鍋(『オトナの片思い』)2007年
- 雨、やみて(『本当のうそ』)2007年
- 十九になるわたしたちへ(『19―ナインティーン』)2010年
[編集] 対談
- 『The Art of OTOHIKO TAKANO 高野音彦画集 river's end』(少量の対談文章と短編)